涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

顔から転んで歯から血が出た!!

今日、午後三時過ぎ、インターホンから「ただいま」と
いつもより明らかに元気のない息子の声が聞こえました。


急いで、玄関に迎えに出ると、

息子が目に涙をためていました。


どうしたのか聞くと、
下校時に、雨が止んでいたので、
杖のように傘をついて歩いていたら、
溝にはまって抜けなくなってしまったらしい。
そして、それに気づかずに、歩き続け、
顔面から転んで、
鼻と口を打ったらしい。


見ると、鼻血も出ているし、歯茎から血も出ていました。



その血の出ている左の前歯は、曰くつきで、


二年前、幼稚園の年中の時、
幼稚園の下駄箱で、
みんなが押し合いへし合いしながら、
靴を履きかえてるとき、
しゃがみこんでいたお友達が急に立ち上がり、
息子の前歯に頭をぶつけたのです。


その時も、血は出たけど、まさかそんなことぐらいで、
ひどい怪我はしないだろうと、
医者にも行かず、様子を見ていました。


しかし、歯茎の痛みがひかなかったようなので、
数日後、歯医者に行くと、
骨は折れてないけど、
もしかしたら、歯の神経が死ぬ場合もあるので、
茶色くなったらまた来るように言われました。


神経死んじゃうこともあるのか、でも、まだわからないし…。


でも、さらに数日度、見ると、
何となく茶色くなってきたように思いました。


神経死んでませんように…


再度、歯医者に行くと、
機械を使って、神経が死んでるか検査しました。


そして
「神経死んでますね。」
「えっ、あ、はい。」
「このままだと腐ってしまい、
大人の歯にも悪い影響を与えるかもしれないから、
神経取って埋めておきましょう。」


かわいそうに息子は、
じっと10分くらい診察台で耐えました。


偉かった!


その左の前歯をまた打ったのでした(>_<)



目の前で泣いている息子を抱きしめて、
今、できることを考えました。


かかりつけの歯医者に、急患で見てもらおう。


電話すると、混んでいたようですが、
合間にみてくれることになりました。


よかった!


小雨降る中、自転車で、歯医者に向かいました。

ほとんど待たずに、診察してくれました、ありがたかったです。


レントゲンを撮り、骨の異常はないことが分かりました。

大人の歯も、だいぶ伸びてきているようで、
子どもの歯も少しぐらついているけど、
このまま、固いものは避けて様子おけばよいことになりました。


とりあえず、大事に至らず、ほっとして家路につきました。


災難でしたが、


二年前には、

泣いて嫌がり

結局、最低限しか撮れなかったレントゲンを
怖がらずに撮れたこと、


そして、母として、

躊躇なくすぐに歯医者に連れていったことを


よくやったなと思えました。


人生は何が起こるかわからない、
だから、その時できることを、精一杯すればいいんだなと


少し大げさかもしれないけど、

思った出来事でした。