涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

知らなかった! 「精巣捻転症」の怖さ!

書くか、迷いましたが、もしも、これを知っていることによって、その人やその人の大切な人が守られるかもしれないと思ったので、書きます!

 

なぜ、その病気を知ることになったのかについて、詳しくは、また、後日、改めて書けたらいいなと思っているのですが、男の人、あるいは、男の子のママに、ぜひ知っておいて欲しいと思った病気があります。

それは、「精巣捻転症」!

 

場所が場所だけに、ちょっと、書くことを躊躇しましたが、ホント、これ、知ってるか? 知らないか? あるいは、ググるか、ググらないかによって、大変な差を生んでしまうと思ったので書いています。

 

「精巣捻転症」あるいは「睾丸捻転症」「睾丸回転症」ともいうらしいです。

睾丸(精巣)が陰嚢内で栄養血管(精巣動脈、精索、静脈など)を軸として回転してしまう、捻れてしまう病気です。

その結果、栄養血管がしめつけられて血液が流れなくなり、長時間放置すると睾丸が壊死してしまうらしい……。

 

思春期に多いけれど、新生児や成人にも起こる可能性あるそうです。

 

怖いのは、4時間から6時間以内に、手術しないと、睾丸が壊死し、不妊の原因にもなってしまうというところです。

 

詳細は、またの機会にしますが、今日、息子が、そうなのではないか? と疑われて、小児科、泌尿器科、大学病院へ、紹介状と共に、はしごしました。

 

結果的に、エコーで、血流が確認されて、そうではないと思う、ということになったのですが、一昨日の夜に最初に「痛い」と言っていたのに、この病気のことを知らずに、完全に、24時間以上経ってから、受診したので、

「ああ、もしも、そうだったとしたら、本当に申し訳ないことをしたな」

って、悔やまれたのです。

結果が出るまで落ち込みそうでしたが、息子の方が、ガックリしていたので、励ますしかありませんでした。

 

もしも、知識があったら……。

大丈夫かな? ってググっていたら……。

 

だから、特に、男の子のママに、そうなる前に、ぜひ知っておいてほしくて、今日はこのことを記事にしました。

 

もしも、そうであって、24時間経ってしまっていたとしても、それはそれで、受けとめないといけないことだし、例え、壊死して摘出することになったとしても、受けとめないといけないのですが、それでも、もしも、知っていたことによって、食い止めることができるのだとしたら、その方が絶対にいい。

 

男の子を育てていると、自分と性が違うことで、「よくわからないから」とそっとしておくことも多いのですが、「知ろうとすること」も大事だなって思いました。

 

健康であることに感謝しつつ、不調が、健康の大切さを気づかせてくれることにも感謝しつつ、今日の記事とさせていただきます!

「大改造!! 劇的ビフォアーアフター」を観て、もらい泣きした話

番組「大改造!! 劇的ビフォアーアフター」を久しぶりに見た。

 

今回は、2時間スペシャル「洗濯機を3台回す家」というものだった。

10人家族、オリンピック出場も目指す柔道一家には、7女1男のお子さんがいた。

 

「自分のスペースが欲しい」

 

トレーニングルームも備える家はとても大きな家ですが、10人家族ともなると、一人一人の部屋を持たせるのは難しい。

 

彼女たちの望みをどう叶えるのだろう? と思っていたら、見事に、それぞれのプライベートスペースを作っていて、それを知った彼女たちは、涙を流して喜んでいた。

 

すごいな。

 

番組だとはいえ、こうして、クライアントの要望に応えるのがプロだなって思った。

 

他人のうちのリフォームなのに、ワクワクするのは、やはり、不可能だと思われていることが、プロの知恵と工夫で、まるで魔法のように叶えられているその空間に惹かれるからだろうと思った。

 

仕事をするときは、それが例え小さな仕事だったとしても、クライアントやそれにまつわる人が何を望み、どうしたら解決できるのかということを考えて取り組むことによって、自分も相手も幸せになるのだなって改めて思うことができた。

 

家族で見ていたけれど、私だけ、もらい泣きしていた。

感情移入しやすい自分がおかしかったけれど、泣いた後、なんだか清々しい気分になった。

 

観てよかった!

2時間SP「洗濯機を3台回す家」| これまでの放送リスト | 大改造!!劇的ビフォーアフター | 朝日放送テレビ

 

初めて親になった時にした約束は重すぎたかもしれない

あるエッセイの公募に応募したのだけれど、残念ながら、入選できなかった。

そのこと自体は残念だったけれど、「約束」というテーマで文章を書く! という目標をもらったことで、自分と向き合える時間をもらえた。

 

せっかくだから、noteに載せてみた。

 

もしよかった読んでいただけたら嬉しい!

 

note.mu

初めての忘れ物

「今日ね、忘れ物しちゃったんだ」

「え?」

 

息子にそう言われて、3年生の通知表で

「一回も忘れ物がありませんでした。素晴らしいです」

担任の先生に、そう褒めてもらったことを思い出した。

 

褒めてもらいながら、ああ、忘れ物しないように私がサポートしすぎちゃったかな? っていう反省もあった。

 

そんな中の息子の発言、ドキっとした。

 

「何忘れちゃったの?」

「絵の具」

「あ」

 

サポートしすぎちゃったかな? って反省はしたものの、意図的に手を抜くことはできず、絵の具もランドセルの横にしっかり置いたつもりだった。

「忘れないようにね」

昨晩はそう言ったけれど、今朝は、息子も私もすっかり忘れてしまった。

 

毎朝、近所の同じクラスの友達との待ち合わせ場所は、家の目の前だ。

だから、彼女が持っているものを毎朝みて、

「あ、これ、持って行くんだった!」

と玄関に戻る時も時々あった。

今日は、その子が休みだった。

 

私のサポートだけではなくて、彼女の助けもあっての、忘れ物ゼロだったんだな。

 

「それで、大丈夫だったの? 絵の具はどうしたの?」

「今日、絵の具使わなかった」

「そっか。先生には言った?」

「うん」

「図工の先生? 担任の先生?」

「両方」

「なんだって?」

「次は持って来ましょうって言われた」

「そっか」

 

繊細な息子だから、もっと落ち込んでいるかと思ったら、意外に普通に話してくれてちょっとホッとした。

 

それでも

「ああ、初めて忘れ物しちゃった」

呟くように言ったから、ああ、やっぱりショックだったんだなって思っていたら

「忘れ物したら、忘れ物した人の気持ちが初めてわかった」

そう言った。

「え? そうか、どんな気持ち?」

「ああ、みんなが持っているもの、俺は持っていないなって寂しい気持ち」

「そうか。じゃあ、忘れ物しないように、どうしたらいいか考えてみようか?」

「うん」

 

失敗をすること。それを嫌う息子。

私も、「失敗は経験」って言いながらも、やっぱり怖い。

 

だから、うっかりしちゃって、忘れ物しちゃったことは、よくないことかもしれないけど、息子にとっても、私にとってもいい経験だったんだと思う。

 

「忘れ物したら、忘れ物した人の気持ちが初めてわかった」

そんな風に言った息子の成長を感じて、ちょっと嬉しかった。

 

そして、きっと、次は忘れないと思う。

利害関係のある人の多様性を認めることは結構困難!

ああ、いろいろな考えの人がいるんだな……。

気持ちはわからなくないけれど、ちょっと極端な気がする。

 

こんな気持ちになったことは、ある。

そして、こんな風に思われていることも、きっとある。

 

多様性を認めるって、とっても難しいと思っていた。

 

だけど、先日、友人のFacebookの投稿で、こういうものを見つけた。

 

「多様性とは、異なる考えを受け入れることではなく、異なる考えが存在する世界を受け入れることである」(浅生鴨 1971-2002)ワークショップ、コミュニティ活動をする際の指針にしたい 

 

なるほど!

自分と違う考えが存在する世界があるということは、認められるかもしれない、と思った。

 

だけど、考え方が違う人が集まった時、なぜ、問題が生じるのだろうか?

 

違う考えの人と、一緒に何かをやろうとする時、こっちも歩み寄るから、そっちも歩み寄ってよって無意識に思っている。

その歩み寄る姿勢が感じられない時に、腹が立ち、こっちの気持ちも離れてしまう。

 

自分と違う考えが存在する世界があるということをすんなり認められるのは、利害関係がない時かもしれない。

 

利害関係がある時にこそ、多様性を認められたらいいのだけれど。

 

融合しようという時、やはり痛みを生じる。

 

融合すべきか、否かもわからないけれど、縁があって、そこに一緒にいるということは、きっと、目的が一緒か近いはずだ。

だから、諦めずに、もう少し、歩み寄ってみよう。

 

それでもダメなら、融合できないと、納得して、別々にあればいいのかもしれない。

 

話し合いって、大事。

 

一年前の自分に感謝!

PTA役員の会計の仕事を始めてから一年が経った。

そして、今年度も、会計の仕事を引き受けたので、今日から、また新しい一年が始まった。

 

昨年度は、前年度の会計の方が、教えてくれながら、必死で食らいついていった感じだ。

 

今年度は、一度経験しているからどうにかなるかと思いきや、はて? 何をするんだっけ? と思ってしまった。

 

あ! そうだ!

 

昨年、よくわからないながらも、書き記していたメモがあった。

本当は、マニュアルを作ろうと思っていたけれど、そこまでの余裕はなくて、とにかく、とりあえず時系列に書き出していたものだけれど、それが輝いて見えた。

 

一年前の自分に感謝した。

 

とりあえず、この時期に何をやるのかを思い出すことができた。

 

メモって大事だ。

まとめるって大事だ。

 

もちろん、その場その場で臨機応変に事を進められる力は必要だけれど、やはり、こういったボランティアは、ある程度のマニュアルや引き継ぎがないと難しい。

 

今年こそ、しっかりとしたマニュアルを作りたい!

頑張ったと思える幸せ!

今日も、目一杯頑張った。

そんな風に思えることが嬉しい。

 

全部成功したわけじゃない。

ああ、ああすればもっとよかったのかもしれない……。

そう思うこともあるけれど、その時は、こうした方がいいと思ってやったことだから、その時の自分の選択を認めよう。

 

まだまだだなぁ……って思うこともあるし、中途半端だなって、落ち込むこともあるけれど、今できることを精一杯やったんだもの、よしとしようじゃないか。

 

明日も、ミッションが山積みだ。

できるかな? って不安もあるけれど、きっと、できるさ! って思い込んでいたら、結構できるかもしれない。

 

ほんの少しだけ、背伸びしてやった分だけ、成長できるはず!

 

明日も、頑張ろう!

そして、そのことを楽しもう!