涙と笑顔のあいだ

ひといちばい敏感な小学生ひとりっ子男子の子育てを通し、母として成長させてもらいながら「ライター・小説家」になる夢も諦めない40代主婦のブログ

鬼ごっこの途中に、腕立て伏せをしたくなったことってありますか?

「鬼ごっこの途中で、腕立て伏せしてたよ! しかも何度も! マイブームかな?」

昨日の放課後、私は仕事だったので、息子には、学校で残って勉強したり遊んだりできる部屋に寄ってもらったのだけれど、そこのスタッフをしてくれていたママにそう言われた。

「え? いや、家では特にはしていないけど」

なんかのゲームの罰でやらされているのかな? と思ったけれど、そうでもなかったらしい。しかも、楽しそうだったらしい。ただし、腕立て伏せをしていたのは、ひとりだけだったみたいだけど……。

 

そのあと、ひとりで部屋に戻ってきたから、そのスタッフのママが、みんなと遊ばなくていもいいのか息子に聞いてくれたら

「鬼ごっこはとりあえず参加したけど、あとはもういいかなと思って」

と言ったらしい。

そして、本棚の整理をしていいか、スタッフさんに聞き、綺麗に並べていたそうだ。

 

ふーん。

マイペースだな。

 

特に、お友だちともめた様子でもなさそうだと、スタッフのママに言ってもらってホッとはした。

 

だけど、明らかに、私が小学生の時と、息子の行動が違うから、なんだかヤキモキする。

 

別の人間なんだから……。

ひとりひとり違うんだから……。

 

そう言い聞かせながらも、不安になる。

 

とりあえず、みんなと同じことをやっておこうとか、先生に褒められそうなことをやっておこうとか、おそらくそんな風にうまく立ち回るような小学生だった私は、ある意味無事に、無難に過ごせていたから、息子にも、そんな風にしてもらった方が安心なんだよなとも思う。 

 

だけど、それでいいのかなって、モヤモヤもする。

 

いいと思ってやっていたことが、本当によかったのかどうかとか、そんな考えても仕方のない問いが頭の中をぐるぐるし始める。

 

あの時の小学生だった自分も、今、小学3年生の息子も、きっと、どっちもそれでいいんだよね?

 

正しいとか、間違っているとかじゃなくて、そうしたいからするとか、そう思ったからしたとか、少なくとも、その時、自分なりに判断して選択しているんだから。

 

それでも、なんか気になって

「昨日、校庭で腕立て伏せやってたんだって?」

そう息子に聞いたら

「うん。なんか、やりたくなったから」

そう言った。

「そうか」

 

私は、今まで、腕立て伏せを、急にやったこともないし、急にやりたくなったこともないけれど、もしも、やりたくなってやったら、楽しいだろうなって思えてきた。

鬼ごっこの途中で腕立て伏せをする息子と私を想像したら、ちょっと顔がにやついてしまった。