涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

一日遅れのクリスマスプレゼントかもしれない!

今日から息子は冬休み。

だけど、私のパートの仕事はあった。

 

ひと月前、パートのシフトを出す時に、私の実家の母と旦那に相談した。

そして、息子の学校が冬休みである2週間の中で、パートがある4日間のうち、3日間は実家に預け、後の1日は旦那にお願いすることにした。

だけど、1週間くらい前に

「12/26会社休み取ったよ。だから、実家に連絡したら?」

と旦那に言われて、実家が2日間、旦那が2日間に変更になった。

旦那が休みを取ってくれた理由は、主に、私の高齢の両親の負担を減らすためだったと思うけれど、私自身も、実家に朝早く連れて行くよりも、確かに、自宅に息子を置いて仕事に行く方がだいぶ楽だった。

 

人のことを思って、行動することは、もしかしたら、私にもできるかもしれない。

だけど、旦那がすごいのは、それを直接言わないことだ。

私だったら、人のために休みを取ったということをアピールしたいし、しちゃうと思う。

 

朝、時間的に楽なだけじゃなくて、帰り道に本当にいつもよりも楽な気持ちで、家への道を歩いていることに私は気がついた。

今日は、いつもよりも1時間長く働いたこともあって、お腹もいつもよりも減っていた。

息子が学校へ行っている日にも、1時間長く働く日もたまにあるけれど、どんなにお腹が空いていても、どこかへ立ち寄って食べて帰ることは、時間に余裕がなくてできない。

だけど、今日は、喫茶店に寄って、軽食を食べることができたのだ!

それが本当に嬉しかった!

 

家のこともしながら働くのは、独身の時に長時間働く大変さとはまた違った大変さが実はある。

それでも、子どもが元気でいてくれるから、安心して外で働けるという有り難さ、自分の仕事が会社の人やお客さまの役に立つという幸せ、お金をいただける喜び、それらに支えられて、頑張っている。

けれど、それでも、ふと、ああ、このまま喫茶店に寄れたらな! 誰か、私の代わりに夕食を作ってくれないかな? などと、ちょっと贅沢をしたくなる気持ちも、心にある。

だから、仕事の時間プラスαの時間をもらえた今日は、本当に気持ちが楽だった。

この感謝の気持ちをどう表現しようか?

 

私にできることは、やはり、素直に気持ちを伝えることだと思った。

 

「今日、いつもよりも仕事の後、時間を気にせずにゆっくりして帰ってくることができたよ。それは、休みを取ってくれて、家でユウの面倒を見ていてくれたからだよ! ありがとうね!」

 

私がそう言うと、旦那は嬉しそうに頷いていた。

 

明日は、旦那は普通に仕事で、私は、息子と留守番だ。

買い物に行ったりはするけれど、「一緒に遊ぼうね!」って息子に言われている。

やっておきたい家事や用事がそれなりにあるけれど、息子と遊ぶ時間をちゃんと取ろうと思う。

 

もしかしたら、もう来年は「一緒に遊ぼう」とは言われないかもしれない。

その言葉をいつまで言ってもらえるかはわからない。

だから、ちょっと面倒に思う気持ちがあっても、この時間を大切にしようと思う。