今日、息子の小学校で、小さな文化祭のようなものがありました。
1年生以外は、みんな各クラスで出し物をやり、前半と後半、交代で店番とお客さんをやるという仕組みのようでした。
息子のクラスは、ロッカーの奥に数字を書いた紙を張った、ストラックアウトで、お手玉のようなボールを投げ入れてその点を競うゲームのようでした。
息子の役割は低学年の子に、ルール説明をすることだったようで、昨夜から、とても緊張していました。
「声が小さいと言われるかもしれない」
「知ってるよって言われるかもしれない」
「話をちゃんと聞いてくれないかもしれない」
「そもそも、ちゃんと説明できるかな……100人くらい来るかもしれないんだ!」
「え? 100人も?」
黙って聞いていた私ですが、100人と聞いて、思わず声をあげました。
「説明係はひとりなの?」
「そう」
私まで、少し心配になり
「大丈夫。聞き返されたからって、ユウの説明が悪いとは限らないよ。聞こうとしていない時に言われた場合『もう一回言って!』って自分でも言うでしょ? 気にしないで、もう一回言えば伝わるよ」
と言いました。
しかし、それが、後で、とんちんかんな励ましだったかもしれないと思ったのです……。
私も、PTAの役員として、保護者の出し物の準備やサポートをやりに学校へ行きました。そして、空いた時間で息子の教室に、店番をしている息子たちを見に行きました。
あれ? 100人どころか、ひとりもお客さんいないじゃん。
息子の小学校は、南と北に校舎があり、それを渡り廊下が結ぶ“H型”の校舎なのですが、息子のクラスは南の校舎の2階の一番端にありました。
それだからか、入り口に近い2クラスにはお客さんが来ているのに、息子のクラスにはお客さんがほとんどいずに、暇そうにしていました。
担任の先生がいたので、私は
「奥だからか、お客さんの数少ないですね」
と言ったのですが
「そうなんです! 毎年そうなんですよ!」
と笑顔で言われてしまい、拍子抜けしました。
お店の立地って結構大事ですね。
立地が悪い場合の呼び込みとかも大事だし……。
いいものでも、人の目に触れないとなかなか知ってもらえない……。
アピールとか見せ方とか大事だな……と自分事のように反省しました。
さて、息子のブースには、実際に、100人来ると思っていたお客さんは、何人来たのでしょうか?
それは、まだわかりません
「少なくてよかった」
と思うのか?
「少なくて残念だった」
と思うのか?
ちょっと、楽しみです
この結果はまた後日、お知らせします