涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

説明係の憂鬱

今日、息子の小学校で、小さな文化祭のようなものがありました。

1年生以外は、みんな各クラスで出し物をやり、前半と後半、交代で店番とお客さんをやるという仕組みのようでした。

 

息子のクラスは、ロッカーの奥に数字を書いた紙を張った、ストラックアウトで、お手玉のようなボールを投げ入れてその点を競うゲームのようでした。

息子の役割は低学年の子に、ルール説明をすることだったようで、昨夜から、とても緊張していました。

「声が小さいと言われるかもしれない」

「知ってるよって言われるかもしれない」

「話をちゃんと聞いてくれないかもしれない」

「そもそも、ちゃんと説明できるかな……100人くらい来るかもしれないんだ!」

「え? 100人も?」

黙って聞いていた私ですが、100人と聞いて、思わず声をあげました。

「説明係はひとりなの?」

「そう」

私まで、少し心配になり

「大丈夫。聞き返されたからって、ユウの説明が悪いとは限らないよ。聞こうとしていない時に言われた場合『もう一回言って!』って自分でも言うでしょ? 気にしないで、もう一回言えば伝わるよ」

と言いました。

しかし、それが、後で、とんちんかんな励ましだったかもしれないと思ったのです……。

 

私も、PTAの役員として、保護者の出し物の準備やサポートをやりに学校へ行きました。そして、空いた時間で息子の教室に、店番をしている息子たちを見に行きました。

 

あれ? 100人どころか、ひとりもお客さんいないじゃん。

 

息子の小学校は、南と北に校舎があり、それを渡り廊下が結ぶ“H型”の校舎なのですが、息子のクラスは南の校舎の2階の一番端にありました。

 

それだからか、入り口に近い2クラスにはお客さんが来ているのに、息子のクラスにはお客さんがほとんどいずに、暇そうにしていました。

 

担任の先生がいたので、私は

「奥だからか、お客さんの数少ないですね」

と言ったのですが

「そうなんです! 毎年そうなんですよ!」

と笑顔で言われてしまい、拍子抜けしました。

 

お店の立地って結構大事ですね。

立地が悪い場合の呼び込みとかも大事だし……。

 

いいものでも、人の目に触れないとなかなか知ってもらえない……。

 

アピールとか見せ方とか大事だな……と自分事のように反省しました。

 

さて、息子のブースには、実際に、100人来ると思っていたお客さんは、何人来たのでしょうか?

 

それは、まだわかりませんあせる

 

「少なくてよかった」

と思うのか?

「少なくて残念だった」

と思うのか?

 

ちょっと、楽しみですドキドキ

この結果はまた後日、お知らせしますウインク