今日は、今年最後のPTAの広報委員の仕事。
2週間前の行事の写真のレイアウトと文面作りに
小学校へ行ってきました。
学校につくと、ある先生にお会いしました。
息子の担任の先生ではないのですが、
よくクラスに来て面倒を見てくださる
副担任のような先生です。
滅多にお会いできないので、
日頃の感謝をお伝えできる機会と思い
挨拶をしました。
「1年1組の○○の母です。
いつもお世話になっております。
息子は、いろいろと慎重なので、
ご迷惑おかけしていると思いますが・・・」
すると、
「いえいえとんでもない。
本当にいつも一生懸命にがんばっていますよ。」
意外にも、好意的な反応でした。
そしてこう続けてくださいました。
「鉄棒。ちょっと苦手なようですよね?」
「はい、そうです・・・」
「でも、すごくがんばっています。
なかなか鉄棒に上がって、
体を支えることができなかったんですが、
何度もやって
手が痛くなってしまっても、
もう今日はいいよって言っても、
『もうちょっとがんばってみます』って言って
がんばるんですよ。
一生懸命な気持ちが
すごく伝わってくるんです。」
と笑顔で言ってくださいました。
私は、胸がいっぱいになってしまいました。
「そうなんですね。
ありがとうございます。
今度ともよろしくお願いします。」
と涙をこらえて言いました。
嬉しかったのと同時に、
悔やまれることを思い出しました。
ひと月ほど前に、
滅多に行かない公園に、
たまたま行ったときに、
鉄棒に上がって、体を支えることを
得意気にしてくれたんです。
「これって《つばめ》っていうんだよ」
私は、
「ふーん、で、前回りはまだできないの?」
って言ってしまったんです。
「まだ怖くてできない・・・」
って息子。
「そっか。」
と私。
できないことにフォーカスし、
できていることをスルーしてしまいました。
心のどこかで、
それを自慢されてもなぁ・・・って気持ちが
確かにありました。
今日、先生に話を聞いて、
それができるまで、
どれだけ頑張っていたんだろうって思ったら、
その時の自分の対応が悔やまれました
今日も、人に、息子のいいところを教えていただきました
今度、鉄棒で、《つばめ》をやってみせてくれたら、
さりげなく、でも、ちゃんとほめようって思いました