涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

「ごめん」という前にできることを考える!

今朝、起きたら、

炊けているはずのご飯が

炊けていませんでした!


昨晩、私が、

タイマーの時間設定を

間違ってしまったのです!


どうしよう?


食パンなら冷凍があるので、

それを出すか?


ご飯を【急速炊飯】で炊き、

少し遅めに食卓に出すか?


いずれにしても、

ご飯好きの息子には

申し訳ない気持ちでいっぱいでした。


息子に、

「ごめん・・・」って言おうとして、

思い直しました。


謝ってしまうと、

予定していた時間に

予定していたものが揃っていない状態に

不満を感じたり、

責めたくなる気持ちが

出てきてしまうかもしれない。


すると、

忙しい朝に、

せっかく情緒が落ち着いているのに、

それをわざわざ乱す爆弾を

投下するようなものになるなぁ。


今、ここで、

謝らずにできる善後策ってなんだろう?


そう思って、

いつも食べ始める時間よりも

10分ほど遅れた時間に

炊きあがる【急速炊飯】のボタンを押し、

しれーっと、

おかずを作り始めました。


そして、

いつも食べ始める時間になって、

「ごはんが10分後に炊き上がるから、

よかったらおかずを先に食べてて~」

って精一杯平静を装い

言ってみました。


すると、

「うん、わかった。」

といって食べ始めました。


息子は、白米好きで、

何も言わないと、

白米ばかり食べて、

おかずを残してしまうことが多くあります。

けれども、

今日は怪我の功名か、

おかずをすっかり先に平らげました目


本当は、三角食べが理想でしょうから、

ほめられたものではないですけど、

食べないよりはいいかと…(^_^;)


10分後に、

炊きたてのご飯を持って来たら、

むしろごちそうが来たみたいな感じで、

なんとも丸く収まったのですビックリマーク


今日の出来事を通して、

私はいくつかのことを感じました。


まず、失敗したとき、

「ごめん」という前に

できることがあるということ。


また、「ごめん」という言葉は、

自分の罪悪感を薄めたい気持ちから

来るものでもあること。


それから、

バックヤードは、

全てを見せなくてもいいのかも?

ということです。


もちろん、

本当に、自分に非があり、

お詫びすべき時には、

心を込めて

「ごめんなさい」

と言う必要があることには

変わりありませんが、


「ごめん」という前に

できることはないか考えることが

大切なのではないかと思えました(*^_^*)