涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

恩送り

「ほめる人ほど、なぜ出世が早い?」

(三笠書房)の著者で、

日本ほめる達人協会認定講師でもある

松本秀男さんのお話を聞く機会がありました。


先の著書にも書いてある言葉ですが、

【恩送り】という素敵な言葉のお話を聞きました。


江戸時代からある言葉で、

【恩を返すばかりでなく、次の人に恩を送る】こと。

そして、

ほめるとはそういうことで、

それが次々に広がっていけば、

世の中は少しずつでも

すみやすくなっていくのではないか

とおっしゃっていました。


私は、大変感銘を受けると同時に、

ある人のことを思い出しました。


それは、OLの時にお世話になった

女性の先輩です。

私より9つ年上の彼女は、

周りの人にいつも親切で頼りがいがあり、

あだ名が「リーダー」でした。


彼女には、仕事ばかりでなく、

精神的にも支えていただき、

よくお茶や食事を

ごちそうしていただきました。


ある時、私がいつものお礼に、

ごちそうしようとしたとき、

彼女は、

「私はいいから、

後輩ができたらごちそうしてあげて。」

と言ってくださり

感激したことがありました。


その後、

私にも後輩ができました。

私なりに、

仕事で力になったり、

精神的にサポートしたり、

時々、

気持ちよく

ごちそうしてあげられたのは、

リーダーから受けた「恩」を

送っていたのかもしれないと思い、

嬉しくなりました。


そして、今、私は、

子育ての最中ですが、

「子育て」もまた

【恩送り】なのではないか!?

と気づきました。


親から受けた恩を

次の世代に送っていく!


そう考えると、

少しだけ、

しゃんとした気分になって、

気持ちよく

過ごすことができそうな気が

してきました(*^_^*)


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