涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

「謙虚」と「謙遜」の違い!

日本ほめる達人協会の

西村貴好理事長の言葉に、

「謙虚に学ぶ姿勢があるのならば、

謙遜して生きていくには、

この人生あまりに短すぎる」

というのがあります。


「ほめ達!」を学んでいく中で、

この言葉と出会い、

勇気をもらって、

実際、ブログを書くきっかけにも

なったのですが、

今一度、

この言葉の意味を噛みしめてみようと

今日は、「謙虚」と「謙遜」の違いを

考えてみたいと思います。


「謙虚」と「謙遜」。

《控え目》という言う意味では、

似ている気もしますが、

西村理事長の言葉のニュアンスから、

「謙虚」←いい意味

「謙遜」←あまりいい意味ではない

感じが伝わってきます。


なんとなくわかるけど、

わかったつもりになって

実は

ぼんやりとしていますから、

調べてみました。


「謙虚」・・・控え目でつつましやかなさま。

自分の能力・地位などおごることなく

素直な態度で人に接するさま。


「謙遜」・・・自分の能力・価値などを低く評価すること。

控え目にふるまうこと。


つまり先ほど言葉の意味は、

「素直な態度で学ぶ気持ちがあるのなら、

自分の能力や価値を必要以上に低く評価して

生きるのはもったいない。時間がないよ。」

っていうことでしょう!


そして、

自分に価値があることを認め、

一歩踏み出していく。

自分ができることでは人を助け、

できないことは助けてもらい、

協力し合って生きていくことが

大切なんですね。


ある意味、

「私は、こういうことができる人間ですが、

必要な人はいませんか?」

と自分の社会的価値をアピールすることが、

むしろ、

世の中のためになるのかもしれません。


また、

謙遜する気持ちの裏には、

「自慢して嫌われるんじゃないか」

っていう恐怖心や

傷つきたくない心があって、

さらに、

人に

「そんなことないよ」って言ってもらいたい

認められたい心も

あるんだなって思います。


謙虚な気持ちを持ちながら、

謙遜しないで生きていく、

なんかとっても難しいような気もしますが、

その一方で、

実は、

シンプルなのかもしれないとも思います。


そのキーワードは、

「感謝」

「ありがとう」という言葉。


「ありがとう」と心から言えている時は、

謙虚な気持ちが持てている。


だから、

自分に謙虚さが足りないかもしれないと

気づいたら、

全てのことに感謝すれば、

謙虚な気持ちが取り戻せる

ということかもしれません。


それから、

謙遜しすぎないためには、

他の「人」「モノ」「出来事」と同じくらい、

自分も価値ある存在だと

認めることができれば、

自分のできることを

嫌味なく伝えることが

できるのかもしれません。


そうは言っても

日本人。


なかなか頭でわかっていても

難しいですねあせる


まずは、身内というか、

自分を応援してくれる

信頼できる人の前で、

自己アピールしてみて、

ちょっと自信ついてから、

他でもやってみるとか・・・。


自分のできることを

もし、

他の人が、

やるっていったら、

世の中の

役に立つだろうな~

と客観的に見えたら、

チャレンジしてみるとか・・・。


最初は、

傷つくことに

ちょっと保険をかけながら、

変わっていくことも

ありかなって思います(*^_^*)