涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

学校に行く気がしない発言!

今朝、

いつもの時間に起きると、
目を覚ました息子が
まだ布団の中でぐずぐずしていました。


「何か、学校に行く気がしないんだよね。」


ぐずぐずはたまにするけど、

行く気がしないと、口にだすことは

めったになく

正直、ちょっと、ドキッとしました。


明日は、運動会だし、そろそろ緊張してきたかな?


そう思いましたが、

とりあえず、身体の方の確認から、


「どこか痛い?」
「痛くはない。」
「熱ありそう?」
「たぶん、ない。」


そしてメンタルへ
「今日学校で何か特別なことでもやるの?」

「特にない。」
「何か心配ごと?」
「ないと思うけど、よくわからない。」

「じゃあ、とりあえず、ぎゅーしてみよう。」


とりあえずっていうのもなんだけど、

ぎゅーって抱きしめました。


どうしたらいいのかお互い分からなくなると、
ぎゅーすると、

事態が動く可能性が高いからよく使います。


この技?いつまで通用するかな(^_^;)


あと、
「とりあえず、熱計ってみよう!」

これも、よく使います。


本人も、熱がなければ、

多少不安があっても、

行くしかないと覚悟できるみたいです。


数字って、具体的だから、

時に、説得力を増します。


でも、あまり、数字に頼って、

熱がなくても体調不良や
どうしても無理な

メンタルの問題もあるでしょうから、
ケースバイケースだと思いますが…


「熱はないみたいだよ。

平熱、36.5度。

なんだろうね?」


息子のことは心配だけど、

ずっとそばについているわけにもいかず、


「お母さん、朝ご飯作らないといけないから、

台所に行くね。何かあったら言って。」

そういって場を離れました。


しばらくして、戻ると、
息子が、


「何かわかったかも。」
「えっ?学校に行く気がしない理由が?」

「うん。昨日さ、都民の日で、僕一日家で過ごしたでしょ。」
「そうだね。」
「だから、今日行く気がしないんだと思う。」

「リズム狂ったってこと?」
「たぶん。」
「そっかぁ。明日も運動会だし、大変だよね。」
「うん。」

「でもさ、今日は、先生たちが運動会の準備するから、

給食を食べたらすぐ帰ってくるんだよね?

ラッキーじゃん。短いよ。」
「そっか!」

そういうとちょっと笑顔が出ました。


そして
「でもさ、よく理由わかったね。

なんとなく調子悪い時って、

なかなか理由わからないものだよ。
さすがだね、よく考えたね。」


さらに笑顔になりました。


私が、

台所で朝食を作っている間に、
息子は自分なりに、

どうして、行きたくないのか考えていたんだなと思ったら、
妙に感心してしまいました。


やっと、行く気になったのか、

そろそろと用意し始め、
ご飯を食べながら、


「今日ね、体育の授業あるけど、

着替えなくていいからラッキーなんだ」


まさか、息子からラッキー発言があるとは!

母もラッキー♪


暗い気分から、

うきうき気分の変わり、

ちょっとうれしくなりました(*^_^*)