涙と笑顔のあいだ

ひといちばい敏感な小学生ひとりっ子男子の子育てを通し、母として成長させてもらいながら「ライター・小説家」になる夢も諦めない40代主婦のブログ

子どもの気持ちを尊重してくれる大人たちに出会えていた幸運を噛み締めながら……

「俺たちに、どうするかを決めさせてくれないんだ」

「なんでも勝手に決めちゃうんだよ」

 

息子が4年生になって、クラス替えはないものの、先生だけ変わってから一ヶ月。

今も、まだ、慣れないらしい。

 

3年生の時の先生が、大好き過ぎて、きっと、新しい先生に馴染めないんだ。

私は、そう思っていた。

 

だから、きっと、時間が解決してくれるだろうし、慣れたら、それなりに、大丈夫になると思っていのだけれど、今は、まだ、無理なようだ。

 

「確かにさ、前の先生はすごいいい先生だったから、比べちゃうとどうしても、嫌なところが見えてしまうかもしれないけれど、きっと新しい先生にもいいところがあるはずだからさ、探してみてよ」

 

どうにか、息子にそんな風に言って、過ごしている最中だ。

 

で、一体、どんなところが、不満なんだろう? って思って、息子や、他のクラスメイトや、そのママから話を聞いてみて予測してみたところ、どうやら、「先生が勝手に色々決めてしまう」ということが大きな不満の原因のようだと感じた。

 

前の先生は、何か決める時

「みんな、どうしようか?」

って声をかけてくれたそうだ。

それが、今の先生は

「これをやりなさい」

と言ったり、知らない間に決まってしまったり、そういうところに不満を持っている子が多いようなのだ。

 

先生は、先生で、色々考えてくれているのだとは思うのだけれど、子どもたちの意見を聞いたり、尊重するというよりは、ご自分が思う「こうした方がいいだろう」ということを実行するタイプみたいなのだ。

 

子ども達もまだ探りながらだからなのか? あるいは、言いたくても言えないか? 諦めムードか? 理由はわからないけれど、先生本人に何か意見をするということはできないらしい。

 

そうだよね。

保護者の立場でも

「先生、もう少し、子ども達の意見を聞いて色々決めていただけますか?」

って、とても言いにくい。

 

息子には

「色々な先生がいるからさ、意見があったら言ってもいいけれど、その場の責任者の先生のいうことは基本聞かないといけないからさ」

と苦しいアドバイスをしている状態だ。

 

幸いというか、息子が繊細なタイプだということは、前の先生から、結構細かく引き継いでくれているので、例えば、避難訓練が苦手だということは知っている。

 

だけど

「廊下に近い席だから、すぐ逃げられるから大丈夫だよ」

と息子は声をかけられたらしい。

 

惜しい!

残念ながら、そういうことが不安なわけじゃないんですよ。

 

いつ、サイレンがなるかとか、そのサイレン自体の音にびっくりするとか、そういう不安なんですよ。

 

説明しないとわからないのかもしれないし、かと言って、説明する必要があるのかどうかもわからないのだけれど、さすがに、その理由までは、まだ理解されていないようだ。

 

こうして考えてみると、幼稚園の時は、そういった細やかな対応をしてくれる園を選んだし、小学校に入ってからの3年間も、ラッキーなことに、細やかな対応をしてくれるタイプの先生にお世話になることができていたんだ。

 

 

これは、当たり前のことではなく、本当に幸運なことだったのだと改めて気がついた。

 

今の先生も、悪い人ではないと思う。

ただタイプが違うだけ。

色々な人が存在するということを学ぶチャンスでもある。

 

私自身も、息子の気持ちを尊重しているつもりだけれど、良かれと思って勝手にやってしまっていることはないだろうか? と、自分に問いかける気づきももらえた。

 

それでも、息子が、できるだけ、楽しく落ち着いて学校での時間を過ごせるように、親として、先生に説明する努力はしようと思う。

 

でも、先生も人間だから、なかなか、うまくはいかないかもしれない。

 

私自身も、先生のいいところを探すようにしながら、学校に協力もしながら、今年度も親子共々成長できたらいいなと思う。

 

そして、やはり、私は「子どもの気持ちを尊重する」ということをできるだけ大切にして、これからも、子育てしたいと思う。