昨日のブログで予告した、一昨日の騒動について書きます!
7/22(土)18時頃、息子の顔を見ると、目頭に近い鼻の辺りが赤く地図のようになっていました。
「ねえ、ここ痒い?」
「うん、ちょっと。だけど、ここよりもこっちが痒い」
二の腕の内側の辺りを半袖のシャツめくって見せてくれると、そこには、見事な地図が!
こ、これは! 蕁麻疹か?
私自身、5年前から慢性蕁麻疹なので、息子のそれが、おそらく蕁麻疹であると思ったけれど、今は、薬も頓服で、時々赤くなるくらいだから、久しぶりに地図状に盛り上がった皮膚を見て、心が、ざわざわしました。
旦那も最近疲れると、赤くなることがあるので
「これで、ユウも我が家の仲間入りだ!」
なんてのん気に言いながらも、本当に大丈夫かと不安になりました。
手のひらや、指の内側も赤くなり
「痛い!」
と言い始めたので、食事の介助を
「今日は特別だよ!」
なんて言いながらしていると、ここも痒い、こっちも痒いと言い始めました。
一番気になったのは
「首が一番痒い」
という言葉でした。
時計を見ると19:00。
しかも、土曜日です。
病院はやっていません。
一晩乗り切っても、明日も、日曜日で、病院はやっていない……。
「蕁麻疹って、急患で診てもらえるのかな……」
【蕁麻疹 救急】で検索すると、私と同じようなことを心配している人がいました。
え?
“救急病院で診てもらうべきです。命の危険性もあります”
喉に蕁麻疹ができると、気道が塞がり息ができなくなるとか!
この書き込みを見て、さらに、心がざわつき始めました。
詳しくはわからないけれど、ざっくり言って、問題ない蕁麻疹と、命に係わる蕁麻疹の両方あり、その判断は、自分ではできないことがわかりました。
やっぱり行くか……。
だけど……。
外は、大雨で、我が家には車がない。
息子は、タクシーの匂いが苦手。
歩いて行くしかないか。
救急でかかれる病院は、幸いなことに、歩いて10分もかからない場所にあります。
「迷っているなら、やっぱり行こう!」
旦那が決断をしてくれて、私が、病院へ電話をしました。
皮膚科の医師はいないので、小児科の救急医が、応急処置的なことしかできないけれど、それでいいか聞かれました。
もちろん、それでいいですと答え、雨の中、病院へ向かいました。
ありがたいことに空いていて、すぐに診てもらえました。
若い優しい、先生と看護師さんで、安心しました。
いろいろ話をして、診察してもらったところ、原因ははっきりわからないけれど、もしかすると、疲れがたまったとかそういった理由の急性の特発性蕁麻疹で、心配いらないということでした。
飲み薬と、塗り薬をもらい安堵に包まれました。
「やっぱり、来てよかった。病院へ来ることを決断してくれてありがとう」
旦那にそう言ったら、息子のため、というよりは、私のために、来る決断をしたと言われました。
え? 私のため?
よくよく聞くと、私は、不安でいっぱいになると、矛盾することを言いだすらしく、それが、旦那から見て、「受診する」判断基準になるらしいのです。
「え? 私、そんな矛盾すること言ってた?」
最初、蕁麻疹だから大丈夫と言ってたのに、それに、旦那が同意したら、いや、蕁麻疹は重症になる場合もあって心配だと言ったらしい……。
言われてみれば確かに……。
家に帰ると、大分、蕁麻疹も落ち着いていました。
もらった薬を飲ませ、ぬるめのシャワーで体を流し、塗り薬をぬると、息子が
「ありがとう」
と言いました。
一時間前と、今、全然気持ちが違いました。
いろいろな判断があると思うけれど
「不安ならば受診する!」
は、私にとって大切なようです。
そして、それすら、判断できない時は、冷静な家族が居てくれることが本当に有難い!
私たち以外にも、様々な急患の人が、病院を訪れていました。
外国人の方、おそらく、現場でけがをした方、子どもが熱を出した方など。
受付の人、先生、看護師さん、多くの親切な方によって、安心をいただけたなと本当に有難いと感じました。
大変だったけれど、人の温かさに触れたいい経験が出来ました!
楽しいことも、ストレスになりうるから、夏休みもできるだけ、規則正しく過ごせるように心がけたいと思います!