涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

息子が、急性の特発性蕁麻疹に!

昨日のブログで予告した、一昨日の騒動について書きます!

 

7/22(土)18時頃、息子の顔を見ると、目頭に近い鼻の辺りが赤く地図のようになっていました。

「ねえ、ここ痒い?」

「うん、ちょっと。だけど、ここよりもこっちが痒い」

二の腕の内側の辺りを半袖のシャツめくって見せてくれると、そこには、見事な地図が!

こ、これは! 蕁麻疹か?

 

私自身、5年前から慢性蕁麻疹なので、息子のそれが、おそらく蕁麻疹であると思ったけれど、今は、薬も頓服で、時々赤くなるくらいだから、久しぶりに地図状に盛り上がった皮膚を見て、心が、ざわざわしました。

 

旦那も最近疲れると、赤くなることがあるので

「これで、ユウも我が家の仲間入りだ!」

なんてのん気に言いながらも、本当に大丈夫かと不安になりました。

 

手のひらや、指の内側も赤くなり

「痛い!」

と言い始めたので、食事の介助を

「今日は特別だよ!」

なんて言いながらしていると、ここも痒い、こっちも痒いと言い始めました。

一番気になったのは

「首が一番痒い」

という言葉でした。

 

時計を見ると19:00。

しかも、土曜日です。

病院はやっていません。

一晩乗り切っても、明日も、日曜日で、病院はやっていない……。

 

「蕁麻疹って、急患で診てもらえるのかな……」

【蕁麻疹 救急】で検索すると、私と同じようなことを心配している人がいました。

 

え?

 

“救急病院で診てもらうべきです。命の危険性もあります”

 

喉に蕁麻疹ができると、気道が塞がり息ができなくなるとか!

 

この書き込みを見て、さらに、心がざわつき始めました。

 

詳しくはわからないけれど、ざっくり言って、問題ない蕁麻疹と、命に係わる蕁麻疹の両方あり、その判断は、自分ではできないことがわかりました。

 

やっぱり行くか……。

だけど……。

 

外は、大雨で、我が家には車がない。

息子は、タクシーの匂いが苦手。

歩いて行くしかないか。

 

救急でかかれる病院は、幸いなことに、歩いて10分もかからない場所にあります。

 

「迷っているなら、やっぱり行こう!」

旦那が決断をしてくれて、私が、病院へ電話をしました。

皮膚科の医師はいないので、小児科の救急医が、応急処置的なことしかできないけれど、それでいいか聞かれました。

もちろん、それでいいですと答え、雨の中、病院へ向かいました。

 

ありがたいことに空いていて、すぐに診てもらえました。

若い優しい、先生と看護師さんで、安心しました。

いろいろ話をして、診察してもらったところ、原因ははっきりわからないけれど、もしかすると、疲れがたまったとかそういった理由の急性の特発性蕁麻疹で、心配いらないということでした。

飲み薬と、塗り薬をもらい安堵に包まれました。

 

「やっぱり、来てよかった。病院へ来ることを決断してくれてありがとう」

旦那にそう言ったら、息子のため、というよりは、私のために、来る決断をしたと言われました。

 

え? 私のため?

 

よくよく聞くと、私は、不安でいっぱいになると、矛盾することを言いだすらしく、それが、旦那から見て、「受診する」判断基準になるらしいのです。

「え? 私、そんな矛盾すること言ってた?」

 

最初、蕁麻疹だから大丈夫と言ってたのに、それに、旦那が同意したら、いや、蕁麻疹は重症になる場合もあって心配だと言ったらしい……。

言われてみれば確かに……。

 

家に帰ると、大分、蕁麻疹も落ち着いていました。

もらった薬を飲ませ、ぬるめのシャワーで体を流し、塗り薬をぬると、息子が

「ありがとう」

と言いました。

 

一時間前と、今、全然気持ちが違いました。

 

いろいろな判断があると思うけれど

「不安ならば受診する!」

は、私にとって大切なようです。

そして、それすら、判断できない時は、冷静な家族が居てくれることが本当に有難い!

 

私たち以外にも、様々な急患の人が、病院を訪れていました。

外国人の方、おそらく、現場でけがをした方、子どもが熱を出した方など。

受付の人、先生、看護師さん、多くの親切な方によって、安心をいただけたなと本当に有難いと感じました。

 

大変だったけれど、人の温かさに触れたいい経験が出来ました!

 

楽しいことも、ストレスになりうるから、夏休みもできるだけ、規則正しく過ごせるように心がけたいと思います!