友人のFacebookの書き込みから、子どもの頃、ずっと観ていた『8時だョ! 全員集合』から『オレたちひょうきん族』に心が移ったな……ということを思い出しました。
子ども心に、あれだけ楽しみしていたドリフからひょうきん族へ心変わりしたことを少し後ろめたく思いながらも、「でも、こっちの方が面白いんだもん。しょうがないよ」と誰へともなく言い訳していたことまで、思い出しました。
調べてみると、『8時だョ! 全員集合』が終わってしまうと知った時、私は13歳だったようでした。
生まれる前から始まっていて、約16年間続いたらしいです。
『オレたちひょうきん族』が始まったのは、私が9歳の頃だったみたいです。
どのタイミングで、どうやって心が移っていったのか? それは、自分でもわからないです。
ずっと馴染みのお店で買い物をしていて、ある時、駅前に大きなスタイリッシュなお店ができて、心を奪われて、買い物のメインがいつのまにか新しいお店になってしまった感じに似ている気がします。
そのあと、ずっと馴染んでいたお店が閉店をすると知って、「もしかして、私が、買いに行かなくなったせいかも……」を自意識過剰にも思ってしまうような、そんな感覚にも似ています。
子どものくせに、ちょっと胸を痛めたことを思い出しました。
気になって、先ほど、インターネットで少し調べたら、知らなかったことを知りました。
『オレたちひょうきん族』って最初は、子供向けの番組じゃなかったみたいなのです!
知らなかった!
だから、出演者としては、子どもがたくさん見始めたことは、どちらかというとがっかりした出来事だったそうで、モチベーションも下がったみたいでした。
やりたいことができないみたいな……。
そんなことはつゆ知らず、子どもの頃見ていましたね。
作り手の意図は、必ずしも、受け取り手に正確には届かないんだなと今更ながら感じました。
もちろん、どんな人に、どんな風に感じてほしいという設定というか、意図は必要だけど、発信してみないと、結果はわからないんだなって思いました。
亡くなった方もいらっしゃるけれど、どちらの番組の出演者の方々も、その多くが今でも現役っていうのは本当にすごいなと思います。
ああ、なんだか、久しぶりに、見たくなってきました!