涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

雪が降って気づかされた息子の成長と性格!

昨日、私の住んでいる地域にも

雪がたくさん降りました雪


大雪はめったにないので、

ワァー音譜ってちょっとウキウキして、

すぐに、

雪のためにどういった支障があるか

考えるモードに移行しましたあせる


旦那の電車、駅までの道。


息子の学校に行く服装、学校までの道。


昨日は、月曜日だったので、

ランドセルに入りきらない、

うわばきなどの荷物もあり、

傘もさし、手がふさがるので、転ばないかなぁとか、

びしょびしょになってしまって、風邪ひかないかなぁとか、

心配ばかりしていましたえっ


この雪道の中、5年生の男の子に、

息子を含めた1年生を4人の様子を

任せてしまうのはちょっと酷かな?と思っていたら、

ママ友が、

「ちょっと追いかけてみようか?」と言ってくれたので、

こっそり後をつけて行ってきました。


もう雪は雨に変わっていましたが、

それでも、

傘をさしても洋服がぬれてしまうくらい

横殴りの雨でした雨


追いかけてみようと決めてから、

玄関に一度入り、

タオルやら着替えやらをもって、

自分も長靴を履いてママ友と一緒に

雪の中できるだけ早く歩いたけれど、

想像よりも子どもたちはだいぶ進んでいて、

成長を感じましたスポーツ


信号のところで、

やはり心配して送ってきていた

何人かの保護者の方を見つけました!


追いついたのは、小学校の門を入ったところでした。


息子は、私を見つけると

不思議そうに、そしてちょっと嬉しそうに笑いましたニコニコ


「どうした?靴下とかズボンとかぬれなかった?」

そう聞くと、息子は、

「ズボンだけぬれた」

「着替え持ってきたけれど、どうする?着替える?」

と聞くと、

「大丈夫」という答え。

「そう、じゃあいってらっしゃい」

「いってきます」

そう言うと、息子は昇降口に入って行きました。


ママ友と「子どもたちもだいぶ成長したね。」

なんて話しながら帰りました。


そして、これには続きがあります。


降っていた雨もやみ、

息子たちが帰ってくる時間帯には

太陽が顔を出し始めました晴れ


いつも帰ってくる時間を5分過ぎても

まだ帰ってきてなかったですが、

雪道が歩きにくくてちょっと手間取ってるかな?

くらいにしか思っていませんでした。


そして、その5分後くらいに息子が帰ってきました。


いつもは「ただいま」というのですが、

昨日は黙って立っていました。

「おかえり。どうした?」

そう言うと、

「遅くなってごめんね。」と言いました。

「いいよ。雪道で歩くのが大変だったんでしょう。

お疲れさま。頑張ったね。」

と言って迎えました。


けれど、息子は、少し険しい顔をしています。

聞くと、

友だちが、帰り道に空地のところで雪で遊んでいたので、

先に帰ると言って帰ってきたというのです。

「そう。まぁ、そんなときもあるんじゃない?

ユウトは帰りたくてみんなは遊びたかったんでしょ?

遊びたいのに仲間に入れなかったわけじゃないんでしょ?」

みたいに聞くと、うなずきました。


「雪が降ってみんな楽しくなっちゃったんじゃない?

ユウトは遊ばなくてよかったの?」

と聞くとまたうなずきました。

「そっかぁ。まあ、人それぞれだから、

こんなこともあるんじゃない。いいじゃん。」

と言って話は終わるはずでした。

しかし、息子はまだ、険しい顔をしています。


「どうした?」と聞くと、

帰りに、寄り道をしてしまった、言うのです。


えっ?と思ってよくよく聞くと、

帰り道に、公園や空き地のきれいな雪のところを通って

帰ってきたというのです。


それって、別に寄り道にならないんじゃないかな?

と私は心の中で思いました。

それに、きれいな雪のところ、

誰だって、ましてや子どもだったら

歩きたくなるのはわかるし・・・。


そう思って、ハッとしました。

息子は、雪だからって、

いつもの道以外を通ってきたことに

罪悪感を感じているんだ!


私に怒られると思って

なかなか言えなかったんだ。


「そっかぁ。おいで」

そう言って抱きしめました。


「そうだったんだね。

寄り道しないで帰ろうって思っていることは

すごく素晴らしいこと。

でも、今日は、雪が降って、

ユウトもみんなも嬉しくて

ちょっとはしゃいじゃんだったよ、きっと。

だから、今日は、特別。

だから、大丈夫だよ。

教えてくれてありがとうね。」

そう言ったら、

我慢していたのか、

息子は声を上げて泣きました。


この出来事で、

改めて、息子ってすごく素直で真面目なんだなって

感じました。

「いいじゃん、これくらい。」って言いたいところですが、

思い出してみると、

私も息子と同じ年くらいの時には、

同じくらい真面目でした。

当時は気がつかなかったけれど、

正論ばかり言って、

煙たがられていたかもしれません。


息子も、これから、真面目すぎて、

煙たがられたり、損をしたりするかもしれない・・・


でも、私から、直接、

もっといいかげんでいいんだとは言いにくい。


息子の真面目なところは、

いいところでもあり、

だけど、ちょっと生きづらいところでもあり、

だけど、とっても素敵なところですキラキラ


今、ほめ達3級を学びなおしていますが、


これは、その、

“まずプラスの部分を探し認めたうえで、

プラスの部分を踏まえたアドバイスが出来る人。

これが「ほめ達!」です。”

ということなのかもしれません!!


難しいけれど、試行錯誤しながら、

サポートにしたいと思います(*^_^*)