涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

息子が生まれた時のこと

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息子が生まれた時の記録が出てきました。


たまごクラブ・ひよこクラブの通販で買った

たまひよハッピーダイアリー』の

規定の欄を埋めていったものです。


空欄もあります(^_^;)

全部、埋めておけばよかったな。


今日は、その中の一部を写してみます。


【誕生の瞬間の様子は?】

「つるんと生まれてきてね」に応えるように、

そして、一旦帰宅したお父さんを待つように、

絶妙なタイミングで生まれてきてくれました。

親孝行です。

力が抜けた瞬間、元気な声をあげ

真っ赤な顔ででてきてくれましたね。

ありがとう💕


【誕生の瞬間のママの気持ちは?】

陣痛から解放され、みると、赤ちゃんが、目の前にいた。

正直不思議な感覚だった。

カンガルーケアで胸に抱いた時、あったかくて実感した。

生まれてきてくれてありがとう💞


その他に、

「おむつ、ねんね、お食事(母乳またはミルクのこと)、メモ」欄

「今日のできごと・しあわせ」欄があり、

日記のようにつづってありました。


生まれた日には、

『明け方に生まれ、

ほとんど寝れずに一日がスタート。

体力的にキツイうえ、

厳しいタイプの助産師さんが担当で、

かなりナーバスに。

でもがんばった。

両親と旦那の家族も見舞いに来てくれた。』

とありました。


また、5日後にあたる

実家生活1日目には、

『昨晩は、病院生活の疲れも出て、

母に甘えて少々寝るも、

母と2人して息子中心の生活でした。

男の子特有の≪おしっこかけの洗礼≫を受けました。

父が沐浴してくれました。』


読んでいたら涙が出てきました。


私、がんばっていたなって。


授乳中おしっこをもらされ、

おしっこの温かさに驚いたり、

しゃっくりが多いとか、

ミルクの後のゲップがなかなかでなくて悩んだり、

細かな心の浮き沈みが書いてありました。


そんな中、20日後、

『マタニティーブルーなのか

ナーバスになり、昼も夜も泣いた。

母乳が出ないこと、

言葉かけができないことなど

落ち込んだ。

息子の顔に湿疹が。』


28日後

『おっぱいやおむつ以外ではじめてくらい息子を抱っこした。

目があい、歌を歌った。嬉しかった。』


そして、

35日後

『一か月健診。

兄がインフルエンザのため

急遽自宅に戻る。』


もうしばらく

実家に世話になるはずだったけれど、

親と同居している兄が

インフルエンザになってしまい、

私と息子にうつると大変なので、

突然、自宅に戻ることになりました。


この日以来、

おむつなどの記録はしていますが、

今日のできごと欄は空欄です。

余裕がなくなったのです。


ここから、ひと月半くらい

日記的な記述はありません。


この時のことを思い出すと、

相当精神的に追い詰められ、

こんな母親じゃ、この子はかわいそうだ、

他のママのところに

生まれてくればよかったよなって思い、

母に言ったら、叱られて、

また落ち込んで・・・


でした。


そんな時、

保健所の人が新生児訪問で来てくれて、

その保健師さんに、

思いの丈を泣きながら話しました。


母乳が思うように出ないこと、

全てが初めてで不安なこと、

大好きな母に気持ちをわかってもらえず、

叱られて落ち込んだこと。


涙の訴えにより浄化されたのか、

うそのようにすっきりしたことを覚えています。


そして、

たぶんたくさん話をしてくれたんだと思いますが、

メモしてなかったのでうるおぼえです。


でも、一つだけ、

よく覚えています。


それは、


【育児は、いいかげんがちょうどいい加減】


その時は、

えーって思って100%は納得できなかったけど、

母親歴が増すにつれ、

なるほどなって思いました。


でも、

全部完璧じゃなくっていいんだって、

少し楽になった一言でした( ´ ▽ ` )ノ