昨日の、ご挨拶の記事で、普通に使っていた「ほめ達」や
「HSC(ひといちばい敏感な子)」
という言葉の説明を少しずつしていきたいと思います。
まずは、「ほめ達」から…
「ほめ達」とは、ほめる達人の略で、
価値を発見する達人のことです。
一般社団法人日本ほめる達人協会の理事長の西村貴好さんによって提唱された言葉です。
この協会は「ほめ達!」検定を行っていて、
私は昨年12月に3級と2級、今年の7月に1級を受験し、合格しました。
そして、今も、この考えを生活、子育てに取り入れて、
悩みながらも楽しく過ごしています。
検定の内容については、またお伝えしていきたいを思いますが、
興味がある方はhttp://www.hometatsu.jp/ をごらんください。
一般的な【ほめる】は、
目上から目下に対して、言葉を使ってよきことを言うことですが、
「ほめ達」の考える「ほめる」とは、
『人』や『モノ』、『出来事』の価値を発見して、その価値を伝えることなのです!
人間の脳は、放っておくと「あら探し」「欠点探し」へと向かいます。
目の前の『人』や『モノ』、『出来事』をしっかり観察し、
多面的にみることで、
価値を発見し伝えることを続けていくと、
これまで
「何で自分ばっかり」と落ち込むしかなかった出来事にさえ
価値を見つけることができてきます。
すると、新たなアイデアが芽生え、
ピンチがチャンスへと変わってくるのです。
私の場合、息子が、新しいことになかなか馴染めず、
人前もはばからず泣くことを、
「なぜ、みんなと同じように馴染めないんだろう。」と
マイナスにばかり考え、
どうにかして同じようになってくれないかばかり考えていた時期もありました。
でも、息子には、息子の理由があって、
ひといちばい慎重なのは、先を考えることができ、
危機を察知する能力が高いともいえる。
ある意味いいことなのかもしれない。
と思えるようになった時、少し楽になりました。
そして、息子には、頭ごなしに言うよりも、
気持ちに寄り添い、一度、受け入れてから、
「そうなんだね。でもきっと大丈夫。お母さんはできると思うよ。応援しているよ。」と
伝えることが、泣き止み、一歩踏み出す勇気につながることがわかってきました。
子育てに正解はないんですよね。
正解があれば、どんなにか楽かと思います。
でもないからこそ、試行錯誤を楽しむ余地があるとも言えますね。
「ほめ達」の考え方、わかったつもりになっていますが、人に説明しようとなると、
まだまだしどろもどろ…
精進します(^_^)