今日は久しぶりにリフレクソロジーに行ってきた。
細かく言うと、「足湯5分、リフレクソロジー(足裏)20分、ボディケア(全身マッサージ)40分」だ。
いつぶりか忘れたけれど、「お久しぶりですね」セラピストの方にそう言われたから、結構前なんだと思う。
足湯の後、リフレクソロジーでふくらはぎと膝の裏をマッサージされた時に、プチップチッと疲労物質と思われるものをセラピストの方が触っているのがわかったので、相当リンパの流れが滞っていたのだと思う。
そう言えば、すごく足が浮腫んでいる。
今日のセラピストの方は、あまりしゃべらない方だったので、私もあまりしゃべらなかった。
しゃべるのは嫌いではないけれど、今日はしゃべらないで済むならその方が楽だったのでよかった。
肩と首が凝っていたのは自覚していたけれど、ボディケアの時、お尻が想像以上に凝っていたのにびっくりした。
とにかく全身が、寒さのせいか凝り固まっていたので、1時間ほどプロのセラピストの方にほぐしてもらってだいぶ楽になった。
だいぶ楽になった、と言えば、合わない職場を退職してから半月ほど経った。
空気が抜けたようにぺしゃんこに潰れていた心身に、少しずつ愛情とか自信とか安心とか、そういった空気が入ってきて、今はだいぶ楽になり元気になった。
昨日、家族でくだらない話をして大笑いをした後、旦那が
「楽しそうで何より。だいぶ回復したね」
と言ってくれて、ああ、そう言えばそうだなと思った。
この半月、徐々に元気になってきたなと思う。
何をしていたのか、と言えば、もともと予定されていたPTAの会計の作業に一週間ほど、気持ちが持って行かれながら、その合間に、1ヶ月間とはいえ、全力で取り組んだ末に辞めることになった会社のことを考えては、ため息をつき、その辞めるという選択をしたことを自分なりに「よかったのだ」と思いたくて、Twitterやブログを書いたりしていた。
それから、学びの仲間との集まりや、一番最初の職場の同期との食事会、また、映画鑑賞、等々力渓谷の散策、ひとりランチ、写真展めぐりなど、自分の好きなものや気の合う人たちとの語らいの中で、少しずつ癒されていった。
直接会った人以外でも、Twitterやブログを見て、気にかけてメッセージをくれたり、「こんな仕事どう?」と紹介してくれた友人が何人もいてくれて、本当に嬉しかった。
失われた自信を少しずつ取り戻すことができる気がした。
また本も何冊か読んだ。
まず、直接的に刺さったのは、この本だった。
HSPの学習曲線というのがあって、仕事を覚える初期段階の「情報収集期」はHSPにとってすごくつらい時期で、「教わったことを覚える以前に、その場に慣れるのに必死で、緊張が続いて体力を消耗する」というのは、まさにその通りだったなと思った。
また、HSPは、職種で仕事を探すのではなく、仕事を考える上で「環境」「適正」「人間関係」「ペース」が大切にし、尚且つ、「長期的な視点」で考えることが大事だとわかった。
なぜなら、HSPは、新しいものごとに取り組むときは時間がかかるけれど、深いレベルで理解すると周りよりも高い成果を出す可能性も高いそうだから。
そういった総合的な見方からしても、今回の職場は、「成長を待ってもらえる環境」でなく、自分のペースを大切にできなかったので、合わなかったのだと思えた。
そして、次の働く時の参考にしたいと思った。
そしてもう一冊。
これは先ほど読み終わった。
いやーすごくよかった。
私は、決してNOが言えない人ではないけれど、自分の意見がないというか、自分の考えに自信がないところがあって、「自分のルールで生きる」というところに惹かれて手に取った本だった。
「だから自分はダメなんだ病」(DWD病)の話や、自己肯定感のことが書かれている章もすごく腑に落ちた。
ああ、私は、まさに他人のルールに縛られているのだと感じた。
けれども、そのことにしっかりと気づけたことは、よかったのだと思いたい。
この本については、もう一度精読して、しっかりと内容を頭の中で整理したいと思う。
で、そんなこんなで、人や空間や本、言葉や言葉以外で伝えてもらえた愛情、諸々に助けてもらって、心も身体も、みるみるうちに元気になれた。
2週間かかったけれど、2週間で回復できたのは、結構回復力が高いのかもしれないとも思う。
傷が浅かったのかもしれないし、周りの環境に恵まれているからかもしれないけれど、とにかく今は幸せだと感じられることが嬉しい。
今月いっぱいは、ひとまず、ゆっくりしようと決めている。
だから、というわけではないけれど、今週も来週も楽しいことがまだたくさん待っている。
そんな時期があっても、きっと、いいんだ。
感謝しつつ、引き続き、楽しもうと思う。