涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

息子のクラス替えで一番ショックを受けた人は……

今日は息子の始業式だった。

クラス替えがあった。

結論から言うと、微妙なクラスだった。

 

理由はいくつかあるのだけれど、一番問題なのは、息子よりも私がショックを受けていること。

課題を分離しないといけないのに、どっぷり息子の問題に気持ちが持って行かれている現状があることに愕然としている。

 

息子自身の問題に加え、私自身の問題もある。

それは、親しい保護者の人たちがあるクラスに集まってしまい、自分だけ離されてしまっていると感じダメージを受けていることだ。

 

今までの小学校生活の4年間少なからず、保護者の仲間と情報交換しながら、気持ちを整えている部分があったので、それがなくなると思うと不安だ。

 

自分が不安であることを息子に悟られないようにしないととも思っているが、おそらくもうすでに顔に出ている。

 

正しさで判断すると、今の私が間違っているのはわかる。

でも、悲しい気持ち、つらい気持ちは間違いなくここにあるのだ。

 

あるものをないことにはできない。

仕方ないので、自分の気持ちを認めようと思う。

できるだけ俯瞰して……。

「なんで、うちだけ3組なんだー1組がよかったよー。親しいママたちが他のクラスだから、情報が入ってこないで不安だよー」

と思っているんだよなぁ……。

「新任でかつ新規採用の先生が、息子の繊細な部分をちゃんと認めて配慮してくれるか不安だな」

と思っているのだよなぁ……。

「息子が移動教室の班決めで一人ぼっちになったりしないかな? 不安だな」

と思っているんだよなぁ……。

 

こうして書き出してみると、全部不確定のことであり、ただただ、未来がわからないから不安がっているだけだ。

 

じゃあ1組だったら本当に全部その不安がなかったのか? といったらそんなことはない。

親しいママたちと情報を共有できることはメリットではあるけれど、親しい人がいないのだったら自分は自分で担任の先生とコミュニケーションを取ればいいだけかもしれない。

1組の先生の方が、主任でしっかりしている感じがするけれど、必ずしも息子と相性が合うとは限らない。

1組になったからといって、息子が一緒の班になりたい人と移動教室で一緒の班になれるとも限らない。返って、5人定員の班の6人目になって寂しい思いをする可能性だってある。

 

あ、でもこの考え方は、プラスの考えというよりは、プラスと考えている方のマイナスの部分の連想だからあまりいい発想ではないな汗

 

えっと、3組でも、仲の良い友達ができるかもしれないし、いろいろな人間がいるって知るチャンスかもしれない。

新任の新規採用の先生でも、もしかしたら人間的に素敵な人で慣れない中でも気持ちに寄り添ってくれる人かもしれない。

 

結局は、よくわからないのだ。

 

私にできることは、息子が悩んで相談して来た時に一緒になって考えること。

それまでは、黙って見守ることなんだ、きっと。

 

そして、私の悲しい気持ちも認めよう。

その上で、未来を決めつけないようにしよう。

 

こうして文にして少し気持ちが落ち着いた。

よかった。