涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

子育てハッピーセミナーにファシリテーターとして参加したこと

突然ですが、「子育てハッピーアドバイス」という本をご存知でしょうか?

これです!

 

子育てハッピーアドバイス

子育てハッピーアドバイス

 

 ↑この本が一番最初に出たのなのですが、シリーズ本になります。

年齢別や「ほめ方・しかり方」「食育」などの場面別、また「忙しいパパのための〜」とか「初孫の巻」といったパパやおじいちゃん、おばあちゃんのための本もあります。

私も何冊も持っていますが、イラストも可愛くて、書かれている言葉もあったかくて、大変な育児の場面でどんなに癒されたかしれません。

 

シリーズはたくさんあり、1冊1冊情報量も多いのですが、シリーズを通して、精神科医であり著者の明橋大二先生が特に伝えたいことはふたつなのです。

 

それが、

「自己肯定感」の大切さと「甘え」の重要性です。

そして、このことを子育てに関わる多くのみなさんに知ってほしいということで、明橋先生は全国で公演をなさっているのですが、もっと広めるために「子育てハッピーアドバイザー」という資格認定制度を作ったのです。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

www.hat-a.com

 

 

実は、私は今から約2年前にその資格を取り「子育てハッピーアドバイザー」になったのです。

しかし、私がこの資格が取得できる勉強会に参加した理由は、この制度が作られた趣旨とは少し違ったものでした。

「HSC(ひといちばい敏感な子)」という概念を明橋先生が訳された著書で知って本当に心が救われたので、明橋先生に直接お会いしお話したかった! ということだったのです。

だから、「自己肯定感」の大切さ、「甘え」の重要性を広めるというよりもむしろ、自分の子育てにその考え方を活かしたいという思いの方が強かったのです。

 

せっかく資格をもらったのだから、広めることに挑戦してみようと思ったのですが、私自身が「人前で話すことが苦手」ということ、あるいは、少人数でいいから話してみようと思い、いざ身近な人に伝えてみようと思っても、周りは先輩ママばかり(ひとりっ子の息子の同級生は、第二子以降が多かった)だったこともあり、私が、「実はね……」とは話しにくく、密かに自分の子育てに取り入れているだけという状態でした。

 

しかし、同じく「子育てハッピーアドバイザー」になった人たちの中で比較的近い地域のみなさんとは、LINEでグループを作り情報交換は続けていました。

ちなみにアドバイザー仲間のみなさんの多くは、すでに、各地域で、子育て支援をされたり、実際に保育の現場で働いている人が多いのです。

そんなやり取りの中で、自己肯定感の大切さや甘えの重要性をお伝えする「子育てハッピーセミナー」をこのチームでやらないかという声かけがあり、それを受け、微力ながら、去る3/9にお手伝いをしてきたのです。

 

総勢17名のアドバイザーが集まり、それぞれ役割分担をして臨みました。

セミナーの前には、数回の打ち合わせをしました。

実際にセミナーに登壇することを担当する方はさらに合同で練習をしたそうです。

7つに別れたテーブルにはファシリテーターとしてアドバイザーが1〜2名付きました。

それから、保育室も準備したのですが、定員いっぱいだったり、また、0歳児は完全に預かることはできなかったため、会場の後方で保育の現場で働かれているアドバイザーの方を中心に、お子さんのお世話を担当してくださいました。

 

私はというと、「0歳1歳のお子さんをお持ちのママたちのテーブル」に付き、ファシリテーター役を引き受けました。

とはいえ、その役割に慣れていなかったため、ぎこちない部分もありましたが、時には、赤ちゃんを抱っこさせてもらったり、ママたちの悩みを聞いて共感したり、体験談を話したりして、私まで元気をもらいました。

最後にママたちが頑張っていることを褒め合って、笑顔で帰っていただけたことが本当に嬉しかったです。

 

今回、私が参加した時には、すでにセミナーを開催することが決まっていて、その企画、進行もリーダーをはじめ数名の方が中心になって進めてくださっていました。

私はあくまでもお手伝いという形の参加だったので、実際に、0からセミナーを作り上げることは本当に大変だと思うのですが、また、このような機会を作り、小さなお子さんを抱えて育児を頑張っているママたちに安心と笑顔を届けられたらいいなと思いました。

 

一人では、まだ、やる自信がないですが、チームのみんなと力を合わせてだったらできるかもしれない!

そんな風に思えた時間でした。

 

私も、セミナーが終わって片づけをしている時に、アドバイザー仲間に、小4の息子が、まだ手を繋いで歩きたがる話をしたのですが、先輩ママでもある仲間にアドバイスをもらいました!

それは、本人が「恥ずかしさ」に気がついて嫌がるまで繋いでいたらいいよ、そのうち、繋ぎたくても繋げなくなっちゃうよというものでした。

思春期を迎えた息子さんたちとのやりとりを聞いたのですが、「ババア」とか言われたり、嫌な顔をされると話している彼女たちの笑顔が印象的でした。

いずれ、息子もそんな時期が来る……。

そうか! 今は、私が恥ずかしがらないで、ハグとか手繋ぎなどのスキンシップによって愛情ホルモンのオキシトシンを出そう! って思えました。

私にとっても学びと安心をもらえた素敵な1日でした!