銀行で若い頃働いていた時に、「正確・迅速・丁寧」に仕事をしなさい! と習った。
3つ全てが揃うのが一番いいけれど、重要度では「正確>迅速>丁寧」だとも習った。
確かに、いくら、迅速で丁寧でも間違っていたら、元も子もない。
そうは言っても、正確でも、あまりにも時間がかかるとクレームに繋がることもあるかもしれない。
正確であって時間がかかるときは、「丁寧」に応対することでカバーしていたのかな……。
今、職場が変わって、どうにかこうにか働いている。
「正確」に仕事をしたい気持ちは、やはり、若い頃に、身についたものなのかもしれず、結構、こだわっている自負がある。
では「迅速」はどうかな? と思うと、反省するべき点はあるけれど、限られた時間の中で、できるだけ早く! とは思っている気がする。
「丁寧」は?
どうだろう。ちゃんと丁寧にできているだろうか? ちょっと疑問が残る。
丁寧にできているときと、雑な時がある気もするなあ。
「正確・迅速・丁寧」というのは、どの職種にも必要なことなのだろうか?
銀行は、どちらかというと、硬い仕事に感じるので、異業種で声高に叫んだところでお門違いかもしれない。
でも、自分としては、それを目標に働いていたことで、スタンスの土台ができてはいる。
しかし、銀行で働いていた私には弱点があって、「マニュアル」がないと、不安になるのだ。
臨機応変を求められる今の職場は、時につらいと感じることがある。
だけど、そんな時こそ、深呼吸して、目の前にある課題を「正確・迅速・丁寧」に扱ってるうちに、どうにかなったりする。
これからも、私の中の基本を大切に、進化していければいいなと思う。