4月から始まった、NHK総合のテレビ番組に「芸人先生」がある。
和牛、バイキングに続き、今週の月曜日は、大好きなロバートだった。
スパリゾートハワイアンへ行き講義!
私は、ロバートの秋山が特に好きで、彼が作り出す個性的なキャラクターに魅了されている。
どんな講義なんだろう?
って、ドキドキしながら、見ていると、面白いだけでなく、非常にためになる話が聞けた。
それは、「世界観」を大事にする!
という話だった。
スパリゾートハワイアンは、名称に“ハワイ”とついていて、“ハワイ”を売りにしているにも関わらず、施設自体やスタッフの対応に“ハワイ”を中途半端にしか感じられないというのだ。
壁紙だったり、テーブルクロスに、コスモスや雪だるまのイラストがあったり、スタッフに「アロハ」と話しかけても、照れてしまって、微笑むばかり……。
お客さんの気持ちの盛り上がりに、スタッフのハワイ感が負けてしまっている。
ああ、確かに。
もっと照れずに「世界観」を徹底してはどうでしょうか?
そう提案していた。
ロバートの指摘に、その通りだなって思うのと同時に、私自身がそういった「世界観」を作ることが苦手なので、自分のことのように胸にグサッときた。
演じたり、雰囲気を作ったり、ホスト側でも苦手だけれど、客の立場でも、そこの雰囲気にのまれるのが苦手というか、例えば、ディズニーランドに行っても、どっぷり浸かれないタイプ。
だけど、スタッフ側は、お客様のために、照れている場合ではなく、しっかり「世界観」を作るべきだという話には納得した。
今の仕事は、主に、裏方の仕事だけれど、それでも、時々、お客さまの前に立つこともある。
その時には、この「世界観」を大事にする! という話を思い出して、お客さまの有益になる情報が提供できるように努力したいと思った。