涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

子育ての方針って……

少しずつできているかな? と思っていたけれど、ああ、やっぱり自分の考えで子育てできていないな……って改めて思った。

 

というのは、「自分の子育ての方針」みたいなものが確立していなくて、やっぱり周りのみんなの動向が気になっているということだ。

 

だから、息子がまだ、一人で留守番ができないこと、一人で下校できないこと、一人で買い物ができないこと、背中をさするか手をつながないと寝られないこと、自転車に乗って一般道を走れないこと、それらをうまくサポートできていないことが、親としてどうなんだ! と責められている気がしてしまうのだ。

 

いや、そうでなくて、いろいろなことが気になって怖いと思ってしまう気質なんだから、仕方ないじゃない!

ある程度声をかけて、少しずつサポートしながらできるように見守ろうよ!

 

冷静にそう思える時もあるけれど、、気がつくと、せっかちな私は、無言の圧力で「早く! 早く!」と、息子を急かしてしまうところがある。

 

まだ、息子ができないことを、難なくこなしてしまう子が周りに多くて、焦ってしまうけれど、最近、親の考えで「小3ではまだ一人で留守番させてなかった」というママと話す機会があった。

その理由は、鍵を持たせて、一人で部屋に入らせることが不安だったからだと言う。

そのせいで、他のママから「過保護なんじゃないか?」って言われてこともあったけれど、気にならなかったと言っていたから驚いた。

 

強いな……。

 

また、「子育て」ではなく「子育ち」があるという話も、ある方から聞いた。

「トマトをナスの育て方をしても育たない。成長していく中で、じっと観察して、トマトなのか? ナスなのか? 知り、それにあった育て方をしなければならない」

 

今「できない」が待てばできるようになるものなのか? そもそもトマトにナスのようになれと言っているものなのか? それを見極めるのも大事!

 

ああ、なるほど。

 

いい話を聞いた。

そう思って、嬉しくなったけれど、ちょっと落ち込んだ。

 

確固たるものがなくて、話を聞くたび、すごいな! いいな! ってグラグラしてしまう。

 

でも、これがきっと私なんだ。

強くはない代わりに、いいなって思うことを、取り入れようとする柔軟性はある。

 

厳しくしては、反省し、甘くなってしまって、また反省。

 

だけど、きっと大丈夫。

息子は、きっと、息子なりに成長しているはずだから。

 

私なりに、考えて、いいと思うことをするしかない。

それなりに頑張ろう。