涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

やる気が出ないという気持ちを打ち明けてみたら……

ここ数日の私はひどかった。

なんか全てに対してやる気にならない。

人に対して、難癖つけたくなったり、自分責めしたり、泣きたくなったりしていた。

 

昨日なんか、息子がマイルランを頑張ったから、好きなシチューを作る予定だったのに、一向に作る気にならなかった。

 

そのうち、気持ちも悪くなり、横になった。

 

いっそのこと熱でも出てくれりゃ、公然と寝てられるのに……なんて不謹慎なことすら考えた。

 

作らないとな……でもな、気力がないな。

 

息子にも旦那にも悪いなと思ったけれど、自分の体の声にしたがって

「ごめん。ちょっと、ご飯作るのしんどい」

と言った。

すると、なんだか、涙が出てきた。鼻水も出てきた。

「どうしたの? 大丈夫?」

怒るどころか心配してくれて、旦那は話を聞いてくれた。

 

旦那に話をしながら、不思議な感覚だった。

旦那に一生懸命、自分が今どう思っているのか、感じているのか、説明しようとして、言葉にしているのに、発した後のその言葉たちと、自分の気持ちが全くリンクしないのだ。

 

例えば、

「マラソンを走っている人と自分を比べて、自分は頑張れていないなって思って落ち込んだ」

と発したのだけれど、発した後に、そういうわけでもない気がしたのだ。

その他の言葉も、なんだか私の心を上滑りして口から出てしまっていた。

 

違う。違うんだ。そうじゃない。

 

結構、いつも、自分の中のモヤモヤを表現することには自信があるのに、それがうまくできなことに、戸惑った。

 

すると、旦那が

「今の話を総合的に判断すると、『頑張ってるのに、報われていない感がある』ってことかな? だから、方向性が間違っているんじゃないかっていう不安があるってことかな? って思ったんだけど……」

と言ってくれた。

 

うん。そうかも。そんな気もする。

100%ではないけれど、そうも思っているかもしれないと思った。さすが、旦那、私のことをよくわかってくれている。

 

「そんなに気負わなくていいんじゃない? 何か、自分で思い込んだり、決めつけたりして、それに縛られている感じもあるから、もっと楽に過ごしていいんだと思うけれど」

「うん。まあ、そうなんだけど……」

「とりあえず、シチューは明日でも大丈夫だから、今日は何か買ってくるよ。それでいい?」

「うん」

 

とりとめなくて、断片的な話だし、やさぐれた感じの話だったけれど、旦那が話を聞いてくれて、少し気持ちが楽になった。

 

一晩立って、今日も本調子ではなかった。

昨日ほどの落ち込みはなかったけれど。

 

昨日はなんだったんだろう? って考えてみたけれど、明確な答えは出なかった。

ホルモンかな?

よくわからない時は、ホルモンのせいにしがちだけれど、そう説明をつけてしまうと、とりあえず、落ち着く。

ごめんよ、ホルモン。

 

今日も昨日も一昨日も、本調子ではなかったけれど、それでも、1日に何回も笑った。

泣いたり、イライラもしたけれど、笑ったのも事実だ。

 

パッとしない日は、あんまり深刻にならずに、だからと言って、雑すぎずに、とりあえず、一日ずつ過ごしていけばいいのかな。

 

家族のために何かできない日でも、家族に大切に接してもらい、幸せだなって思った。

ありがとう。