「あ、ちょうど、この時間だね」
今日、家族で買い物に出かけるとき、玄関で時計を見ると、14:46だった。
7年前の今日、東日本大震災があった。
ショッピングセンターに向かう道々、地震があったちょうどその時どうしていたかを旦那と思い出しながら伝えあった。
旦那はちょうど仕事中で、私は自宅にいた。
母が来ていて、2歳だった息子は昼寝をしていたんだった。
地震が来たとき、母がとても頼もしかった。
息子の上に被さり守ってくれていた。
タンスの上にあったダンボールが全部落ちてしまった。
時間はかかったけど、無事帰って来てくれた旦那。
テレビで見た信じられない映像。
思い出すことはできるけど、記憶はまだらになっている。
今日、スーパーで、なんのトラブルか、一瞬、精肉コーナーの冷蔵棚の電気が消えた。
ドキッとした。
7年前に、多くの人に買い占められて、ガランとした冷蔵棚を思い出したのだ。
私も含めて、人のエゴが交錯していたっけ。
緊急時や災害時、人間性が出るとしたら、私は残念ながら、そんな立派な人物じゃなかった。
それを思い知った日でもあった。
いずれ来る大きな地震に備えながら、今、生かされてることに感謝しながら精一杯生きるしかないよな。
そんな風に思った。