涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

想像は、事実よりだいたい怖い

仕事の話。

 

具体的なことは書けないけれど、今日、ちょっと苦手なことをすることになった。

 

嫌だな……。

そう思った。

 

だけど、どうしてもやらないといけないことだったから、思いきってやった。

 

結果は、思ったよりも悪い事態にならなかった。

むしろ、よかった。

 

ああ、これかぁ!

 

息子は、先のことを不安がって、想像に押しつぶされそうになっていることが多い。

今日の私も、そうだった。

最悪のことを考えて、ため息をついていた。

だけど、実際に起こったことは、全然違った。

 

やはり、行動するしかないんだな。

そう思った。

 

しかしながら、そうは言っても、先のことを心配し、準備する臆病さは大切だ。

そうか!

怖がることはいいんだ!

ただ、「こうなったらどうしよう?」と怖がるだけではなく、「こうなったらこうしよう!」と準備をすればいいんだ!

 

ホッとしたのも束の間で、一難去ったらまた一難。

私にとっての難問が、また、押し寄せてきた。

 

「ああ……」

リビングでため息をついていたら、息子に

「そんなに大変ならやめちゃえば? やめて一日中ゲームをやっていればいいじゃん」

と言われた。

すると、私の中で、メラメラと闘志が燃え始めた。

「嫌だよ。やめちゃったらヒーローになれないもん」

とっさに口から出た言葉に、自分自身で驚いた。

私、ヒーローになりたいのかしら?

 

ヒーローとは大げさだけれど、何かしら、自分の知識や行動が、人にいい影響を与えられたら嬉しいなとは思っている。

 

私の言葉に息子は

「ふーん」

とだけ言った。

何を思ったかなぁ。

 

もしも、息子が、本当に、私を選んで生まれてきてくれたとしたら、想像通りだったろうか?

 

せっかくだから、私との関わりを楽しんでくれたらいいなと思う。

立派な母ではないけれど、精一杯生きている母ではあるので、これからもよろしく! と思った。