仕事の話。
具体的なことは書けないけれど、今日、ちょっと苦手なことをすることになった。
嫌だな……。
そう思った。
だけど、どうしてもやらないといけないことだったから、思いきってやった。
結果は、思ったよりも悪い事態にならなかった。
むしろ、よかった。
ああ、これかぁ!
息子は、先のことを不安がって、想像に押しつぶされそうになっていることが多い。
今日の私も、そうだった。
最悪のことを考えて、ため息をついていた。
だけど、実際に起こったことは、全然違った。
やはり、行動するしかないんだな。
そう思った。
しかしながら、そうは言っても、先のことを心配し、準備する臆病さは大切だ。
そうか!
怖がることはいいんだ!
ただ、「こうなったらどうしよう?」と怖がるだけではなく、「こうなったらこうしよう!」と準備をすればいいんだ!
ホッとしたのも束の間で、一難去ったらまた一難。
私にとっての難問が、また、押し寄せてきた。
「ああ……」
リビングでため息をついていたら、息子に
「そんなに大変ならやめちゃえば? やめて一日中ゲームをやっていればいいじゃん」
と言われた。
すると、私の中で、メラメラと闘志が燃え始めた。
「嫌だよ。やめちゃったらヒーローになれないもん」
とっさに口から出た言葉に、自分自身で驚いた。
私、ヒーローになりたいのかしら?
ヒーローとは大げさだけれど、何かしら、自分の知識や行動が、人にいい影響を与えられたら嬉しいなとは思っている。
私の言葉に息子は
「ふーん」
とだけ言った。
何を思ったかなぁ。
もしも、息子が、本当に、私を選んで生まれてきてくれたとしたら、想像通りだったろうか?
せっかくだから、私との関わりを楽しんでくれたらいいなと思う。
立派な母ではないけれど、精一杯生きている母ではあるので、これからもよろしく! と思った。