今週は、シフトの関係で、月曜日から木曜日まで仕事だったから、今日は、久しぶりの休みだ。
長年、外に働きに出ていなかったのと、まだ新しい生活のリズムが取れてないせいもあり、短時間労働のくせになんだか疲れる。
あ、歳のせいもあるかもしれない。
ゆっくりしよう!
そう、思っていたけど、そうだった! 今日は、検査の日だった。胸の。
40歳を過ぎているということと、以前母が乳がんになったという理由で、毎年受けているものだから緊急性はないけれど、それでも毎回緊張する。
母が乳がんになったのは、もう15年程前になるけれど、身内に乳がんになった人がいると、自分も乳がんにかかる可能性が高まるそうだ。
ちなみに、母は、左胸を全摘するも、現在は元気に暮らしている。
元気といっても、緑内障とか、他の支障はあるみたいだけれど。
検査着に着替え、待合室の椅子に座ると、窓から、小さく走る電車が見えた。
人も小さく見える。
このビルの9階からの眺めは、結構好きだ。
バックから文庫本を取り出し、読もうとして、あ、去年も、角田光代さんの小説を、ここで読んでいたなと思い出した。
確か、あの時は、『さがしもの』だった。
小説の世界と、現実の世界を行ったり来たりしながら、順番を待った。
マンモグラフィーとエコー、今回は、行政の補助がない検査だから、保険は効くものの、そこそこ掛かった。¥3,580.ナリ。
お金の話をちょっと、書くと、こんな感じだ。
私の住む区では、40歳以上は、2年に1回、補助が出る検査が受けられ、それだと、マンモグラフィー¥900.そのあと、エコーが必要な場合は、別途かかるけど、¥1,500.くらいだった気がする。
補助が出ると手続きは面倒だし、結果は後日改めて聞きに来るとかで時間はかかるけど、少し安い。
じゃあ、面倒だからと、今年のような1日で終わるタイプを毎年受けることを選択すると、今度は、保険がきかない。
私みたいに、身内に乳がん経験者がいる人は、リスクが高いから、特別に保険がきくみたいで……いろいろややこしい。
ちなみに、今年は、補助が出ない年度のため、やむなく1日で終わるタイプらしい。
それから、若い人は自費になっちゃう可能性大。39歳以下は。
何か不調を訴えて病院へ掛かれば、保険がきくかもしれないけど。
普通に、健診で受けると、マンモグラフィーとエコーで¥10,000.くらいするかも。
ちょっと、懐を傷めますよね。
それでも、受けた方がいいと、私は思うけど。
とりあえず、お住いの行政のHPで、確認されることをお勧めする。
受けられる方、ご注意を!
で、結果は、今のところ、問題なし。
ホッとした。
先日、子宮筋腫が増えていたのもあり、少し不安だった。
とりあえず、よかった。
マンモグラフィーは、痛いし、エコーはくすぐったいけど、安心を得るために、それくらいは、毎年我慢しようと思う。
来年、また、受けに来よう。角田光代さんの小説を持って。
今年の本の題名を明かすのは、またの機会に!