涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

子どもが手を繋いできた時……

息子の旦那に見せる顔と、私に見せる顔が違うなと、最近、特に感じる。


大きく分けると、旦那には、格好をつけたり、やせ我慢して、私には、弱音を吐くのだけれど、私がいない時に、旦那にフォローしてもらったことは
「お母さんに言わないで」
と言うこともあるらしい。

旦那にこっそり教えてもらいながら、素知らぬ顔をしているのは内緒だ。

ところで、小3の息子は、まだ、私や旦那と、手を繋ぎたがる。
夏は特に暑いし、結構体重を預けてくるから、私からすると、正直しんどい状態が多い。
「ちょっと暑い! 重い!」
そう言って、手を離しても、気づくと、また繋いでくる。

もうしばらくすれば、本人が恥ずかしくなったりして、繋いでこなくなるかもしれない。
ひょっとしたら、明日、もう繋いでこないかもしれない。

ああ、あんな日もあったなと懐かしく感じる日がきっとくるんだろうなと、改心して、大人しく、手を繋がれながらも、やはり
「暑い! 重い!」
と、手を解いてしまう私は、冷たいかもしれない。

息子がまだ赤ん坊の頃、抱っこばかりして大変だった。
先輩たちに
「今が一番いい時よ」
なんて言われたって、苦笑いしていたけれど、時々、足の裏のくせにフワフワしたあの肌が恋しくなることがある。

多分、きっと、今のことも、懐かしく思い出すんだ。

物事は、おそらく、いい面ばかりでもなく、そうかといって、悪い面ばかりでもなく、両面持って存在しているんだろう。

本当だったら、そのいい面を見続けられたらすてきだけれど、そうじゃない時も、よくある。

そんな自分をゆるして、思い出せたことを幸運に思い、また、繋げばいいんだ。

そう思ったら、今度は、楽しく繋げる気がしてきた!