涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

セミナーを聞き終わった後の気づきと自問自答!

今週の月曜日

一般社団法人日本支援助言士協会主催の

【基調講演・トークライブ】コミュニティの原点 ・しあわせな家族のつくりかた 

というセミナーに行って来ました。


基調講演者は、当協会理事長の鶴田 恵美子 先生。
アドラー心理学のSMILEというものを開発した方です。

 

その時の感想については、こちらに書きました!

 

そのセミナーに行ってきてから、3日経つのですが、その時からモヤモヤしたものが心の中にあったので、今日はそのことについて書きます。

 

私は、そのセミナーで

「私は専業主婦で、アドラー心理学については、まだ勉強不足なんです」

と断って、こんなことを話しながら、質問しました。

 

私の母も専業主婦で、子どもが小さい時は家に居てあげるべきだという考えで、本当は働きたいのに、そういった圧を感じて、罪悪感を持ち、外に出にくい。

今日こうして、子どもの面倒を見ずに学びに来ること自体、後ろめたい。

小3の息子は繊細で、未だにべったり。

聞きかじった『課題の分離』の考えを取り入れて、多少、精神的に楽にはなった。

 

そして、こう質問した。

アドラー心理学を学んだら、子も親も自立が早まりますか?

 

先生の答えは、イエスで、ぜひ、スマイルを受講して学んでみてください! 罪悪感もだんだん薄れるでしょう! ということでした。

 

私は、この時、ああ、ぜひ、アドラー心理学を学んで、私も息子も精神的に自立し、罪悪感も薄れるなら素晴らしいな! と思いました。

 

ところが、家に帰ってきてから、なんだかモヤモヤとし始めたのです。

 

そして、気づいてしまったのです。

本当は……本当は、私は、働きたくないんじゃないか? ということに。

その為には、息子にはいつまでも、私を必要としてほしいと思っているのかもしれないという、恐ろしいことに、私は気がついてしまったのです。

 

過保護は、子どもの無力にし、子ども自身に無価値観を生み出してしまうと聞きます。

私は、息子が小さい頃から、息子のネガティブな心に寄り添いがちでした。

そして、数年前に、それではいけないと思って、息子の「頑張りたい気持ち」を励ますように、私なりに、厳しくなったつもりでした。

でも、多分、まだ、甘い。

どうしても嫌だと言われると、無理強いはできません。

結果的に、息子はその状況に甘え、成長は遅くなります……。

でも、それでいいんだと思っていました。

息子が、必要としてくれている間、私はできるだけ、側でサポートすればいいやと思っていたのです。

そして、多分、本音としては、そうしたいのです。

 

息子の生きる力の応援。

必要な温かさと、厳しさ。

そのバランスがうまくいっていない気がしました。

 

息子は、不安が先に立つので、その気持ちを受け止めつつ、「大丈夫だよ、きっとできるよ」と励ましてきましたが、もしかすると、それだけではなく、信じて突き放す必要性もあるのかもしれません。

 

今、私は、迷っています。

 

HSC(ひといちばい敏感な子)という息子の気質を正しく理解することと、勇気づけをすること、これは、同じベクトルなのだろうか? それとも、相反することなのだろうか?

 

私と息子に合った育て方というのは、いったいどういったものなのだろうか?

 

私は、この先、どう生き、どう在りたいのか?

 

どのような形で社会と接点を持ち、働きたいのだろうか?

 

いろいろな疑問、特に、自分に対する疑問が生まれました。

 

自分に問いかけること、そして、正しい知識を得ること、両方必要なようです。

 

まだ、答えは出ませんが、試行錯誤しながら、成長していけたらいいなと思います!