涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

久しぶりの息子の行き渋り

本調子ではないものの、自分事で一山超えたと思ったら、今日は、息子の調子が悪かったのです。

 

「学校に行きたくない……頭が痛い……」

とりあえず、熱を測ったら平熱。

おそらく、精神的なものだと思いました。

 

原因のひとつは、避難訓練だということは、昨日聞いてわかっていました。

 

息子は避難訓練が苦手です。

あの、大きな音と、いつくるんだろうという不安を感じる時間が苦手なんです。

 

月に1回の大きな避難訓練の他に、通称「ショート避難訓練」という緊急地震速報の音を鳴らして、机の下にもぐるタイプの短めの避難訓練が、抜き打ちであるのです。

 

大きな方は、予定表にも書いてあるので、1~2年生の時も、担任の先生が、避難訓練の苦手な息子に配慮して、特別に避難訓練が行われる時間帯を教えてくれていました。

時間帯がわかれば、少しは、不安も減るという配慮からでした。

 

しかし、ショート避難訓練は、逆に、ドキッとはするけれど、教えない方があっという間に終わって、結果的にマシということで、それは、敢えて教えてもらってなかったのです。

 

まあ、難しいところなんですが……

 

予定表で中途半端に知らされてしまうだけだと、不安なので、せめて時間帯は教えて欲しいという大きな避難訓練

 

知らなければ知らない方が、それまでの不安な時間を持たなくて済むショート避難訓練

 

クラス替えにおいて、息子の気質と、この配慮について、先生の間で丁寧に引き継いでくれていたので安心はしていました。

 

先月の避難訓練も、とても細やかに接していただいていて感謝ばかりでした。

だけど、さすがに

「大きい方は教えてください! 短い方は教えないでください!」

という部分については、抜けていたようです。

 

まあ、それは望み過ぎなのですが……

 

3年生になってお世話になっている今の担任の先生が、良かれと思って、昨日の時点で、ショート避難訓練を特別に息子に教えてくれたのでした。

 

それで息子の気持ちが崩れました。

 

ああ、これいかに……

 

朝一番に終わってしまうから大丈夫だということと、今までだって乗り越えてきたんだということでどうにか勇気づけました。

 

一応、これは、どうにか納得したのですが、もう一つ、息子には懸念事項があったようなのです……

 

“続・久しぶりの息子の行き渋り”

へつづく……