文章を書いていて、うまくいく時とそうでない時がある。
その原因は、おそらく、ひとつではなくて複数あるのだと思うけれど、残念ながら、その全てはまだ自分ではよくわかっていない。
それでも、最近、うまくいかない原因のいくつかはわかってきた気がする!
そのひとつに、想像力の乏しさがある。
では、なぜ、私の想像力が乏しいのか? と考えてみると、圧倒的に、小説や映画やドラマの摂取が足りないことが思い当たる。
それをわかりながらも、あーだこーだ理由をつけて、インプットする時間をしっかり取っていなかった。
ようやく、生活の中に、その時間を作ろうとしていて、勧めてもらった、海外ドラマを観てみたら、それはもう、とても面白いのである!
仕掛けがいろいろなところにちりばめてあって、驚いたり、笑ったり、ジーンとしたり、忙しい。
こういうサービスが本当に私には、足りないことがよくわかった。
今からでも、できるだけ摂取したいと改めて思った。
ところが、想像力の乏しさの原因が、摂取が足りないということ以外に、もうひとつ、致命的なことがあると気がついてしまった。
それは、自分自身に知らない間にかけてしまった制限のようなものだ。
生活の中では、ある程度仕方ないとしても、本来、自由であるはずの、創作、特に、フィクションの世界でも、嘘をつくことや、いじわるをすることなどが、うまくできない。
だから、創作した物語に、ドラマが生まれない。
生まれたとしても、面白くない。
これは、どうすればいいのだろうか?
一方で、実は、私は、あまり言いたくないけれど、不謹慎なことを笑ってしまうという一面もある。
だから、多分、私の中には、いじわるな気持ちがあるけれど、実生活では出さないようにしているだけなんだと思う。
だから、きっと、制限を外せば、物語はつくれるはずだ!
多分、いい人だとか、ちゃんとしている人だとか、そういう風に見てもらい気持ちが強いんだと思う。
それは、それで、別に悪いことじゃないんだと思うけれど、創作をする上では、邪魔だから、切り替えてみよう。
我ながら、こんな風に、ガチガチに考えすぎることはおかしいと思う。
本当に、真面目なんだなと笑っちゃう。
だけど、これが、私だから仕方がない。