涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

年度末の保護者会で聞いた話

昨日、授業参観があり、それに続いて保護者会がありました。

 

年度の最後の保護者会だったので、新しい学年に向けての先生のお話の後、保護者ひとりひとりがひと言ずつ話をしました。

 

主に、我が子の成長と、先生や他の保護者、お友だちへの感謝の気持ちを述べる形になりました。

 

私は、慎重な息子の性格を先生をはじめ、周りのみんなが理解し、程よい距離で接してくれたことを感謝しました。

そして、3年生になって、クラス替えがあり、環境が変わることが不安だけれど、親子共々成長できるように頑張っていきたいと思うので、これからもよろしくという言葉を述べました。

 

先生からは、ゆっくりかもしれないけれど、確実に成長しているので、大丈夫ですよ! という言葉をいただき、ありがたいなと思いました。

 

他の保護者の方の話はそれぞれよかったのですが、ひとつ、特に興味深い話があったのです!

 

それは、ある男の子のお母さんのお話で、以前、その息子さんは、連絡帳に書かれた字がとても汚くて、自分でも読めなかったようなのです。

お母さんが何度も、丁寧に書くように、注意したそうなのですが、全く言うことを聞かなかったそうです。

ところが、ある日、すごく丁寧に見やすく書いてきた日があったそうで、驚いて、息子さんに聞くと、クラスのある女の子に言われたからだというのです!

その女の子は、息子さんと同じ班の「連絡リーダー」という役割で、各班のみんながちゃんと連絡帳を書いているのかを確認する任務があるそうです。

その子が「汚いから、ちゃんときれいに書いてください!」と言ったそうなのです!

それをきっかけに、お母さんや先生が言ってもきかなかった息子さんが、丁寧に書くようになったといって、女の子のママにお礼を言いつつ、よかったと言っていました。

女の子のママは、恥ずかし気にしていましたが、その場は、女の子も息子さんもすごいね! という雰囲気でした。

 

お友だちのチカラってすごいんですね!

お母さんや先生だと甘えちゃうところを、同じ年のお友だちに指摘されると、頑張ろうって思うんだなって思いました。

だからこそ、影響力や意志が高まってきて、これから、お友だち同士のケンカや揉め事もだんだん増えてくると思いますが、こうして、いい意味で成長し合えることはいいなと思いました。

 

息子が3年生のなることは、正直、今は、期待よりも不安の方が大きいです。

だけど、心配よりも息子を信じて、自分を信じて、新しい季節を迎えられるように努力してみます!