昨日、友だちに嬉しい報告を受けました!
数日前、友だちは
小学6年生の息子さんのサッカーの大会で
いつもより少し遠い場所に
遠征したそうです。
試合前の練習用に
サッカーボールを各々児童たちが
持参するらしいのですが
同じチームのある子のボールが
見当たらなくなってしまったそうです。
その子、仮に、Aくんとしますが
Aくんが
「ボールがなくなっちゃった」
と周囲に言ったのは
実際に見失ってから
数時間経った後のようだったのです。
同じチームの仲間たちは
協力し合って探したそうなのですが
なくなって時間が経っていることや
その大会には広い地域から
多くのチームが参加したこともあり
サッカーボールはその場所に無数にあって
探すのが困難だったので
本部に行って相談したそうです。
本部の人に
ボールに名前が書いてあったか聞かれて
書いてはあるけれど
名前が薄くなってしまっていると
伝えたところ
「それじゃ、まず無理ですね」
と冷たく言われてしまったそうです。
とりあえず
同じデザインのサッカーボールの写メを
撮らせてもらって
「これと同じデザインの
サッカーボール見ませんでしたか?」
というように声をかけることになった時に
Aくんが
「ここの縫い目が少しほころんでいて
ここに汚れがあります」
と詳細を話し出したそうです。
すると本部の人は
「そんなこと関係ないよ!」
と語気を強めたそうです。
ボールも見つからない
名前が消えていたんじゃきっと見つからない
と言われる
詳細についても関係ないと言われる
そして
探してくれた仲間にも申し訳ない……
Aくんはすっかり落ち込み
Aくんのお母さんもみんなの手前
「みんなに謝りなさい!!!」
と言うスタンスで居たそうです。
その時に私の友だちは
「自分の持っているサッカーボールの
縫い目がほころんでいるとか
汚れがあるとかよく把握しているなんて
すごいね!
本当に、ボールを大事にしているんだね!」
とAくんのお母さんに言ったそうです。
そうしたら
Aくんのお母さんはびっくりして
「まさか、そんな風に言ってくれるなんて
思わなかった! ありがとう!」
と喜び
友だちのものの見方に感心したそうです。
そして、その話を私にしてくれた友だちが
「自分で言ってから
『これって“ほめ達!”の考え方だ!』
と気づいたんだ!
美香ちゃん(私のことです)に
いろいろ話を聞いて
知らないうちに学んで
見方が変わっていたみたい!
ありがとう!」
と言ってくれたんです!
私は、嬉しくて
「こちらこそ!」
と言いました。
《「ほめ達!」のほめるとは……
「人」「モノ」「出来事」の価値を
発見して伝えること!》
Aくんのボールは
残念ながら今も
見つかっていないそうです
けれど
せめて、もし、Aくんのお母さんが
Aくんのいいところを
再認識するきっかけになって
Aくん親子が少しでも
穏やかな気持ちになってくれていたら
いいなと思いました!
出来事を伝えてくれた友だちに感謝です!