昨日、息子から嬉しい報告がありました
「僕ね、授業で手を挙げるようになったよ」
「えー本当✨」
10日ほど前の授業参観辺りから
手を挙げるようになったらしいのです
しかしどうやらきっかけは
それだけではないようでした
実は
算数の少人数制の授業
(3クラスがシャッフルされて
理解度別に4クラスに分かれる)
で担任ではない別の先生に習っているんですね
その先生が、
「この問題わかる人、手を挙げてください!」
と言った時に
わかっているのに手を挙げないと
注意されるみたいなんです
だから息子も仕方なく手を挙げるようになったみたいです
けれど、それで、時々当てられて
答えているうちに
ちょっと楽しくなってきたみたいです
昨日は、算数でも音楽でも
手を挙げて答えたみたいです
「へー」
目を丸くして話を聞きました
「すごいじゃない!やったねーお母さん嬉しいな」
って言ったら
ニコニコしながら抱きつきてきました
ところで、最近聞いた話なんですが
先生や講師が新しいクラスで授業をするときに
場があまりにも冷えていると
つらいみたいなんですね
そんな時
学生に授業にしっかり参加してもらうために
わざと簡単な質問をして
無理にでも手を挙げさせることで
巻き込んで
参加意識を高めるというテクニックが
あるらしいんです
その例では
「今朝、目を覚ました方、手を挙げてください」
でした
さすがに、手を挙げざるをえないですよね
もし手を挙げていなかったら
側に行って
「まだお目覚めではないですか?」
と聞くみたいです
すると、その対応が面倒だと思って
手を挙げるみたいです
手を挙げるという行為は
一見どうってことないようですが
とても重要なんだと思いました
無理やり人に何かさせるってことは
あまり好きではないけれど
時にはアクションにつながる「呼び水」のように
両者にとって有効なこともあるんだなと
思いました