涙と笑顔のあいだ

ひといちばい敏感な小学生ひとりっ子男子の子育てを通し、母として成長させてもらいながら「ライター・小説家」になる夢も諦めない40代主婦のブログ

転出者に会費を返すことも結構大変!

昨日、今学期で転出する児童の保護者の方数名に、6月に集金したPTA会費の一部を返金した。

 

近隣の小学校のPTA役員が集まった会合では、転出しても返さない学校が多い中、我が校は、数年前から転出する時期によって、概算で返金していた。

 

その、転出者の連絡方法が、曖昧だったりして困っていたので、副校長先生が変わったこともあり、相談すると、転出者が出たら電話で教えてくれることになった。

しかし、その代わりというわけではないけれど、月割りで返金することになり、少々手続きが大変になったことは否めない。

 

しかしながら、大切なお金なので、面倒なんて言ってしまったら申し訳ない。

だから、私は、もう1人の会計担当の仲間と一緒に、対応した。

 

彼女がまず、保護者の方にお手紙を作ってくれた。

「返金したいので、都合のいい日を教えてください」と私のメールアドレスを記入して渡した。

 

この連絡方法も手探りなところがあるので、これがベストかどうかわからないけれど、今回はとりあえずこの方法にした。

 

該当者は三人で、三人三様のメールが来た。

 

ひとりは、私も出席する授業参観の日が都合がいいので、その日はどうかという提案だった。

私としては、ありがたく、すぐに、待ち合わせ場所を決めて約束できた。

 

もうひとりは、たくさん、候補日を書いてくれたのでありがたかったけれど、その中で、たった1日しか私の都合がいい日がなかった。

しかしそのあとに、ひとり目の方が提案してくれた授業参観の日も行きたいけれど、下の子が熱を出しているので、必ずいけるかわからない。行けたら、その日でもいいが、と続けて書いてあった。

なので、とりあえず授業参観の日にして、もしダメだったら、別日にしましょうという約束にした。

 

そして最後のひとりは、「忙しくて待ち合わせが難しいので、寄付という形にさせてもらえないか?」ということだった。

PTA会長や副校長先生にお話しすると、先生を通してお返しすることもできるので、もう一度メールしてほしいということだった。

 

再度メールすると、それも難しいということだったので、じゃあ仕方ないか……と私なりに、寄付を受けるも止むなしで、その方が相手のためのような気がするなと思っていた。

しかし、副校長に相談すると、とりあえず、お金は準備して先生が持っていて、「万が一、時間ができたらよってください。どうしてもお会いできなかったら、寄付としてありがたくお受けします」ということを書いたメールを作成することになった。

 

いやあ辛かった。

文面が難しかった。

 

どっちの気持ちもわかる。

でも結果とした折衷案は、私が意図するものではない。

だけど、折衷案をご理解していただく、こちら側の人間として、メールを送らないといけない。

それは、ある意味、相手側の思いを受け止めているようで、受け入れているわけではない。

 

最後の方と、何度かメールのやり取りした。

お仕事が忙しい中、ご丁寧に対応してくれたけれど、最後のメールには返信はなかった。

 

仕方がないというか、もっともな状態だと思う。

 

多分、お金は受け取りに来られないと思う。

 

だけど、学校側の「できるだけお返ししたい」気持ちもわからなくない。

 

自分が思っていることを文字にしたり、口にしたりできることって、実は、とても恵まれたことなんだなって思った。

 

今まで、あまり機会はなかったけれど、自分もどちらかというと、相手側の気持ちに近いのに、立場上お断りしないといけなかったり、お願いしないといけなかったり……。

 

でも、そんな時でも、文章を書き慣れていてよかったと思うのは、一方的に、こちらの意見を述べるのではなく、相手の気持ちに感謝したり、慮りながら、苦しいながらも、ギリギリの失礼の少ない文章がかけたのではないかと思うからだ。

 

奇しくも、お子さんの転出する小学校の最後のやり取りとなってしまった。

 

「寄付をしていただけることありがとうございます」

とストレートに受けることができたのなら、相手の方も気持ちよかったと思うけれど、仕方ない。

 

なかなか世の中ままならないものだな……。

 

もしも、返金を受け取りにいらっしゃらなくて、結果、寄付していただくことになったら、心の中で、「ありがとうございます」と精一杯言おうと思う。