涙と笑顔のあいだ

ひといちばい敏感な小学生ひとりっ子男子の子育てを通し、母として成長させてもらいながら「ライター・小説家」になる夢も諦めない40代主婦のブログ

チームなのか? グループなのか?

「チームなのか? グループなのか?」

 

10日くらい前に、仕事のことで相談した友人に言われて、ハッとした。

いや、ハッとしたんじゃない。

グサッときたんだ。グサッと。

 

私は、あまり、人に注意ができない。

注意をしようとすると、「これは本当に注意するべきことだろうか?」という疑問が湧いてくる。

そうこうしているうちに、「自分は完璧にできているのか?」「自分が黙ってやっておけばいいんじゃないか?」などなど、様々な自問自答に包まれて、言葉を飲み込むか、オブラートでぐるぐる巻きにして、本当に言いたかったことがわからないくらいに回りくどくなってしまう。

そんな感じだ。

 

伝える方法も下手なのだ。

本当は、気づいて欲しいメッセージも、「もしかしたら、忙しいかもしれないから」と電話はできず、文章でしか伝えられない。

 

何も、これは、仕事に限ったことではない。

ボランティア活動は、なおさら厄介で、善意で集まっている人たちに向かって、あれをやって欲しい、これをやって欲しいが、言いにくい。

 

それでも、バランスを保って、どうにかやっていられるなら良かったけれど、ここにきて、なんだかとても疲れてしまった。

 

シャンパンタワーの一番上のグラスがカラカラになってしまったのかもしれない。

 

疲れてしまって、「実は……」と困っていることを相談した時のことだった。

 

「遠慮してしまって、言いたいことが言えていない」

 

そう言った時、友人に

「チームなのか? グループなのか?」

って聞かれたのだ。

 

グループとは、目的の有無を問わないだたの集団であるのに対して、

チームとは、ある目的を達成するために集められた人の集団、そして、メンバーがそれぞれの役割を果たすことでチームの目的達成に貢献する集団である、というのだ。

 

だからこそ、メンバーの間での意見の衝突を恐れず、意見をぶつけ合うことから新しい価値が生まれる……。

 

そうか……でも難しいな……。

 

「それが今のあなたの課題だね」

温かくも、厳しく、キッパリ言われて、ぐうの音も出なかった。

 

それから、少しして、いよいよつらくなり、会社の中で信頼できる人に、悩みを打ち明けてみた。

真剣に聞いてくれた。

嬉しかった。

少し楽になった。

でも、話しながら、自分の至らなかった点や、もっと改善すべき点も見つかった。

 

程なくして、私の思いを、会社の人たちに伝えてくれたので、仕事が少しやりやすくなった。

ありがたかった。

でも、本当は、自分が、自分の言葉でしっかり伝えるべきだったのではないかと反省した。

 

そのあと、また一つの問題が起きた。

自分なりに考え行動しようとした時、また、「自分が黙ってやってしまえばいい」ということに逃げようとしていることに気づいた。

 

それを気づかせてくれたのも、また、仲間だった。

 

仲間の成長のため、自分の成長のため、そして、共通の目的のため。

 

意を決して、自分なりに思いを伝えたつもりだった。

でも、うまく伝わらなかった。

もどかしかった。

だから、もう一度伝えてみた。

 

正確に伝えられたのか、わからない。

傷つけてしまったかもしれない。

また、言葉足らずだったのかもしれない。

 

今でも、正解だったのか、わからない。

 

そして、本当は、本当に怖かったのは、嫌われてしまうのではないか? という不安だったと思う。

 

一緒に仕事をしたり、活動をしている人たちとは、仲良くやりたい。

できれば、好かれたいし、いい人だって思われたい。

 

だから、相手が不快に思うだろうってことは言いたくなかったのだ。

 

だけど、それは、チームだろうか? って考えると、違う。

 

チームが目的を達成するために、苦言を呈することは、やはり、時には必要なのだ。

 

だけど思うのだ。

多分、苦言を呈するだけでは、充分でなくて、それ以上に、仲間の良さを見つけて、認めて、伝えることが大切なのではないか、と。

 

つい、忙しくなると、あれが足りない、これが足りないと、ないものばかりに目がいってしまうけれど、そんな時こそ、いいところ探しをしたいと思う。

 

実際、仲間のいいところ、たくさん見つけてはいるのだ。

ただ、それを充分伝えられていないことが反省点だ。

 

大切な大好きな仲間だからこそ、一緒に成長していけるように、もう少し、頑張ろうと思う。