涙と笑顔のあいだ

ひといちばい敏感な小学生ひとりっ子男子の子育てを通し、母として成長させてもらいながら「ライター・小説家」になる夢も諦めない40代主婦のブログ

親を大切にしているつもりでも、その温度は知らないうちに変化しているのかもしれない。

結婚し、実家を出ると、普段の生活の中の、親や兄弟の影が薄れ、その分、自分の中の愛情を注ぐ対象としての順位や割合に変化が現れる気がする。

 

特に子どもが生まれると、そこに大量に愛情が必要になり、その他への愛情が減ったり薄くなったりする気がする。

 

もっと泉のように、愛が湧き上がればいいのだけれど、不器用な私は、そうもいかない。

 

そんな思いは、女性だけかと思ったら、旦那もそうだと言った。

 

実家暮らしの義兄の、病気の義母に対する愛情と、自分のそれを比べて、全然違うと感じたらしい。

 

愛情がないわけじゃない。

だけど、その質というか濃さが違うと感じたそうだ。

 

私も、実家暮らしの実兄の両親に対する愛情に、半ば、引いたこともある。

そして、自分が、薄情な人間に感じて、落ち込んだこともある。

 

親を大切にしているつもりでも、その温度は知らないうちに変化しているのかもしれない。

 

だけど、仕方ない。

今の自分の精一杯で、愛するしかない。

 

「冷たい」って思われるかもしれない。

 

それでも、私なりに、自分の実家の家族も、旦那の実家の家族も大切に思っているのだから、ちょっと胸にチクリと痛みを感じながらも、新しい自分が作った家族に、最も愛情を注ごうと思う。