涙と笑顔のあいだ

ひといちばい敏感な小学生ひとりっ子男子の子育てを通し、母として成長させてもらいながら「ライター・小説家」になる夢も諦めない40代主婦のブログ

旦那からもらった腕時計の針が止まって思ったこと

今朝、腕時計をしようとしたら、時計の針がおかしな時刻を指していた。

 

あ。

 

よく見ると、針が動いていない。

 

どうやら、電池が切れたようだ。

 

旦那が、付き合って初めての誕生日に、プレゼントしてくれた時計。

 

もう、今から、15年くらい前になる。

 

旦那がプロポーズしてくれた日も……

 

息子が生まれた日も……

 

私が笑った日も、泣いた日も……

 

ずっと私の左手首で時を刻んでくれていた時計。

 

今日一日、無意識に、左手首を眺めては、あ、今日は、動いていないから、してこなかったんだと、なんども、ハッとした。

 

用事が済んで帰り道に時計屋に寄って電池を替えてもらった。

 

ついでに綺麗に磨いてもらい、また、私の手首で時を刻み始めた時計。

 

おそらく、電池切れだと思っていたけれど、万が一故障だったらどうしようか? と不安だったんだ。

 

ああ、よかった。

 

旦那との日々を思い返してみると、喧嘩らしい喧嘩はしたことがない。

それは、相性がいいという幸運もあるけれど、おそらく、旦那が寛容だからだと思う。

 

ここ数年環境が代わり、家庭以外での活動が増えて、外に向かって気を配ることが多くなった。

その反面、家庭でのうっかりミスが増えた。

 

多分、家族に甘えていて、大切に思いながらも、優先順位が低くなってしまっている自覚がある。

 

ごめんねとありがとうを繰り返しながら、日々を過ごしている気がする。

 

息子が0歳の母の日に、花束が届いたことを思い出す。

送り主は、まだ言葉も話せない0歳の息子だった。

 

旦那がこっそり準備していてくれたのだ。

そういう人だ。

 

これからも、この時計をはめながら、一緒に時を過ごしていきたいと思う。

 

ごめんねとありがとうを繰り返しながら……。