最近、ずっと使っていた商品が、品薄で店頭になかったり、販売中止になってしまうことが多い。
割と、保守的というか、一度気にいるとあまり、浮気せずに、一つの商品のリピーターになる方なので、「いつものもの」が「いつものところ」にないとショックが大きい。
少し前も、価格も手頃で、使い心地が気に入っている、保湿クリームが店頭から消えていた。
“メーカーの在庫切れのため、入荷時期未定”
無情にも手書きのそのメッセージが書かれたカードだけが、商品が置かれているはずの棚に貼ってあった。
他の商品を買おうかと思ったけれど、諦めきれず、何店舗かはしごしてみた。
でもなくて、仕方なく、他の商品を購入した。
仕方なく……と言ったままだと、代替品にも失礼だし、悲しい出来事のままになってしまうから
「新しい商品に出合うチャンスということにしよう!」
そう思うようにしたけれど、やはり、使い心地も香りもあまり気に入らず、ますます、今までの商品が恋しくなった。
もう合えないのだろうか?
そう思うと悲しかった。
しかし、ある日、今日もまだ入荷していないだろうと思いながらも、ふと、いつもの棚を見ると、あの、商品が入荷していた!
あ!
迷わず手に取り、ほんの少しだけ、代替品に申し訳ないと思いながら、購入した。
そして、今、ああ、やっぱりこの感触だ! としっくり来ながら使わせてもらっている。
品薄になった原因もよくわからないままなので、また、近々、手に入らない日が訪れるんじゃないかと思いながらも、今を楽しませてもらっている。
が、本当に悲劇が、昨日訪れた。
今まで、長い間お世話になっていた、生理用品が、店頭から姿を消したのだ。
しかも売り場さえなくなっていた。
少し前から、品薄感は薄々感じてはいた。
まずは夜用がなくなっていた。
他の商品に比べると、人気ないのかな?
それとも、別の理由があるのかな?
嫌な予感がしながらも、必要なものなので、また、今回も代替品を買ったのだけれど、気になって、ネットで調べると、先月、2018年3月いっぱいで生産終了になっていた。
ああ、そうなんだ、やっぱり。
ショックだったけれど、なんとなく、納得してしまう自分もいた。
悲しいけれど、受け止めるしかない。
ただ、まだ、今の段階では、ネットでは手に入りそうだ。
どうしようか? 実は、迷っている。
この段階で、もうお別れしようか、最後に、もう一度お世話になってお別れしようか?
諸行無常……。
おそらく発売した時からずっと使っていたと思う。
約30年。
悲しいけれど、そんなに長く使い続け、これからも、可能であれば使い続けたいと思える商品に出合えたことを幸せに思おう。
ありがとう。
↑可能な限りお世話になろうと思っている化粧品!
↑生産中止になってしまった用品!
悲しいけれど……ありがとう! さようなら……。