涙と笑顔のあいだ

ひといちばい敏感な小学生ひとりっ子男子の子育てを通し、母として成長させてもらいながら「ライター・小説家」になる夢も諦めない40代主婦のブログ

今度は父が入院!

昨日は、ブログに、母が白内障の手術で入院した話を書いたけれど、今日、母から電話をもらって、今度は父が入院したと聞いた。

 

なんとなく少し前からお腹の調子があまりよくなかったみたいだけど、昨日、腹痛に加え、発熱もしたので、夕方、かかりつけ医に行ったら、腸閉塞の疑いがあると言われたらしかった。

それに、肺炎にもかかっていると言われたらしい。

 

大学病院への紹介状を書いてもらって、もし、夜中にお腹が酷く痛くなったら、救急車を呼んでもいいからと言われて、どうにか一晩自宅で過ごし、今日、大学病院へ行ったら即入院になったそうだ。

 

「腸閉塞ではなくて、腸炎みたい。しばらくは絶食で、当分入院みたい」

「そうなんだ」

母の説明に、そう答えた自分の声が、なんだか淡々としていて、冷たい気がしたけれど、他人のそれを聞いた時みたいな大げさなリアクションがなぜかできなかった。

ただ、心の奥に急に大きな穴が空いたような不安な気持ちが湧いてきた。

「今、病院の帰りなの。家で悩んでいるより、むしろ、入院してくれてホッとしてる。だから、心配しないで大丈夫だよ。だけど、とりあえず、美香とお兄ちゃんに知らせておこうと思って」

母の説明には、子どもの私への親としての気遣いが感じられた。

それに比べたら、私は、薄情なのかもしれないと思った。

なぜなら、最近、目が悪いから、父の腕につかまって歩いているんだと聞いていたから、帰り大丈夫かなと思いながら、これから、習い事から帰ってきたばかりの息子を連れてそこまで迎えに行くのは難しいなと思っていたから。

白内障の手術をして、少し明るく見えるようになったから、だいぶマシだよ。大丈夫」

と母が言った。

「わかった」

そう言って電話を切って、子どもが具合が悪い時は、何をおいても、主体的に何かするのに、親が具合が悪い時は、フットワークが悪いなと、自分の立ち位置が息苦しくなった。

 

それでも気になって、母が家に帰ったと思う頃、電話をしてみると、さっきよりも少し落ち着いた声の様子にホッとした。

でも

「いつもいる人が家にいないと寂しいものだね」

と言った声が少し涙ぐんでいるような気がして、私の目にも涙が溢れてきた。

「そうだね。前に、お父さんが入院した時は、私もまだそっちにいたしね。もし、夜寂しくなったら、電話していいからね」

そう言うのが精一杯だった。

父も、メールができる環境だというので、先ほどメールした。

1時間くらいして帰ってきた返信には、「腸閉塞でまたお腹を切るかと思ったら、腸炎だというので、楽観的に考えている。だけど、しばらく食事ができない」と書いてあり、最後に号泣しているなんか可愛いキャラの絵文字をつけてきていた。

 

誤字がたくさんあって、絵文字も、父が使うには可愛いすぎることが可笑しかった。

つらいんだとは思うけれど、なんだか、ちょっとホッとした。

 

私の立場で、できることは本当はもっとあるかもしれないけれど、様々な事情や思いで、自由に身動きが取れないのも事実だ。

 

だから、それでも、今できることで、離れて住む家族の気持ちに、できるだけ寄り添いサポートしたいと思う。