そう言えば、今となっては、当たり前のようにパソコンをブラインドタッチしている。
早く文章が打てるようになりたいと思っているけれど、それは、ブラインドタッチができることが前提で、さらにその先の話だ。
しかし、かつて、私は、ブラインドタッチに憧れて、タイピングソフトをパソコンに入れて練習したっけなと思い出した。
私は、なぜか、「明日のジョー」のタイピングソフトと「ルパン三世」タイピングソフトを使っていた。
今から、20年くらい前のことだ。
ああ、懐かしい。
今は、ローマ字打ちが当たり前だけど、仕事で使っていた機械がなぜか仮名打ちしかできない機械で、その練習もしたっけ。
今では、もう仮名打ちはブラインドタッチではできないと思う。
そう考えると、やはり、習慣とか慣れって大きいと思う。
今何気なくできることも、最初はできないことだったんだよなって、当たり前のことを思い出す。
子育てをする中で、「なんでできないんだろう?」ってつい我が子に対して思ってしまうこともあるけれど、できなかった自分を思い出すことができた時、一歩寄り添い、そっと見守ることができるのかもしれない。
だけど、「できないこと」が「できる」ようになることって、すごい嬉しいものだったよな。
そんな気持ちも思い出した。
ブラインドタッチできるとは言ったけれど、ミスタッチも多い。
練習したらミスは減るだろうか?
久しぶりに、タイピングソフトで練習したくなった。
しかし、なぜ、私は、「明日のジョー」を選んだんだろう?
もしかすると、実は、秘められている闘争心がくすぐられたのかもしれない。