質問せずにはいられない性分
「こんなこと聞いたらバカなんじゃないか? と思われる気がしてなかなか聞けないことをさ、聞いてくれるから、スッキリするんだよね」
学びの仲間にそう言われて、苦笑いした。
そっか、質問って誰でも、平気でできるものじゃないんだ!
そんな私は、質問することに躊躇がなくて、疑問に思ったことがあるのに、聞けないと、逆にモヤモヤする。
だから、バカだと思われるかな? なんて考える前に手を挙げていることが多い。
あ。
質問しすぎて厄介なやつだなって思われてるんじゃないかな? って不安になることはある。
だから、その相手の人が
「質問してもらって、何がわからないか知ることができてよかったです」
なんて言ってくれるとホッとする。
「質問するってことは、話をよく聞いていないとできないってことだからいいんだよ」
学びの仲間は、そうも言ってくれた。
正直、自分の、「質問せずにはいられないところ」はあまり好きでないし、時には相手をドキッとさせたり、厄介だなって思わせてしまうかもしれないけれど、それでも、「いいところ」でもあると仲間に言ってもらえて、ちょっと嬉しかった。
自分の持っている、どうしても変えることの難しいことを「短所」だと思われるよりも、「長所」と捉えてもらえる場所に身を置けることは幸せだ。
もしも、環境を選べるならば、「長所」だと捉えてもらえる場所を選びたいし、もしも、「短所」と捉えられる場所にいたとしたら、きっと見方を変えたら「長所」になる可能性があるということを思い出せたらいいと思う。
そして、誰かさんのちょっと厄介な部分も、もしかしたら「長所」とも捉えられるんじゃないかと柔軟に考えられるような人になりたい。