今朝、息子は調子を崩しました。
昨日の「3学期始業式」も、学校に行き渋りましたが、今日はそれ以上でした。
その理由は薄々わかってはいました。
それでも確かめようと思い
「どうした?」
と聞いたら
「習字が嫌なんだよ」
と言いました。
ああ、たしかに、今日は、1、2時間目、習字だったなと思って
「大丈夫だよ。冬休みやったみたいに思い切って書けばいいよ」
と言ったら
「習字が嫌なだけじゃないんだよ」
と、半ベソで息子は言いました。
やっぱり、アレだよな。
「スイミングになんか、なんで行かないといけないんだよ」
やっぱり。
それから、しばらく、頭が痛いとか、この痛みはいつもの精神的なものよりもヒドイとか色々言ってました。
「つらいのはわかったよ。とりあえず、夕方のことは考えずに、学校だけ頑張ってきな。もし、つらくなったら保健室に行ってもいいから」
「考えないようになんて、できないよ」
私はどう言ったらいいか迷ってこう言いました。
これからの人生、大人になるまではには、嫌でもやらないといけない時があって、その時、頑張れるために、「子どもの時に嫌でも頑張れた経験」が支えになること。
お母さんも、そうやって今まで乗り越えてきたこと。
ユウも、嫌だけど頑張ったことで、クロールが泳げるようになったんだよね。
嬉しかったじゃん?
お母さんも感動したよ!
そんな話をしてハグしてどうにか学校に送り出しました。
学校から帰ってくるまではなるべく気にしないように過ごしました。
そして、時間になり、ドアが開くなり、息子は玄関に倒れこむようにうずくまりました。
ああ、まだダメか。
想定内ではありましたが、どう励まそうか迷いました。
とりあえず、声を掛けながらも、「絶対に行くんだよ」というスタンスでいたら、リビングにうつ伏せになって泣いていました。
「どうして行かないといけないの?」
「泳げるようになってほしいから」
「きょうは休んでいいでしょ?」
「コーチが変わる初日は行った方がいいと思う」
「……」
どうにか説き伏せたかな? そう思ったら
「3連休だったから嫌なんだよ」
そう息子が言いました。
「え?」
意味がわかりませんでした。
「学校が始まって3日目ならいいけど、2日目だから嫌だ」
「ん?」
まだ私はその時、なんだかんだと理由をつけて嫌がってるんだとばかり思っていました。
そのあと、「3連休があまりにも楽しいから、その後の落差がつらい」という意味と知りました。
息子なりに理由があったんですね。
しばらく泣いていましたが
「理由よくわかったよ」
そう言ったら観念したのか、あんぱんを食べて鼻をかんで持ち直しました。
いやぁ。
手強かったです。
どうにかスイミングに来ました。
今、泳いでます。
楽しそうでは全くありませんが、真剣にやってます。
どういう感想かはわかりませんが、どうにか今日は行けたから、また、来週も奮闘します!
正しいかどうかはわからないけど、とりあえず決めたから、私も頑張ってサポートします!