涙と笑顔のあいだ

ひといちばい敏感な小学生ひとりっ子男子の子育てを通し、母として成長させてもらいながら「ライター・小説家」になる夢も諦めない40代主婦のブログ

「仕事」が言い訳に使いにくい状況もある

一口に【仕事】と言っても、人それぞれ、そして、その立場によって、その言葉の意味の大きさも重みも違う気がする。

 

「仕事なんだから、しょうがないじゃないか!」

 

この言葉を聞いて、どんな状況を想像するだろうか?

 

もしかすると、やりたくないことを目の前にしてため息をつく後輩に向かって言う先輩の言葉なのかもしれないし、約束していたデートを思わぬ残業でキャンセルすることになった男性が、納得しない女性に向かって言っている言葉かもしれない。

 

【仕事】と言うと、結構なんでも許されるというか、ゴリ押しできる気もするが、ある領域では、あんまり仕事、仕事と言うことで、雰囲気が悪くなる気がする。

 

それは、PTA活動だ。

 

「仕事なので行けません」

そればかり言っていると、なんだか居心地が悪くなる。

 

多分、仕事をすることで収入が発生し、その収入は結局、その本人やその家族のためのものだからだと思う。

その時間、無償で学校や子どもたちや地域のために時間を使う人にとっては、なんだか不公平な気がするのだと思う。

なぜ、そう思うのかというと、少なからず、少し前の自分もそう思っていたからだ。

 

パートを始めて、仕事を理由にPTAの集まりを欠席することが増えた。

「仕事だから行けません」

そう言う時もある。

だけど、やはり言い方に気をつけることと、その時間、確かに、活動してくれている人が居てくれることに感謝の気持ちを持って、できる範囲で自分も頭や手や足を使って協力することが大事だと感じている。

 

「申し訳ないけれど、仕事を休むことができないので、その日は欠席させてください。他にできることがあればやります」

 

世の中には、多くの人がいるけれど、直接、会ったり、ましてや、一緒に働いたり、同じ時間を共有する人の数は、本当に一握りなんだと思う。

だからこそ、できるだけ、お互い気持ちよく過ごせたらいいなと思っている。

 

多分、今の時代大切にされている「嫌われる勇気」をまだ私は、充分に持ててはいないと思う。

できるだけ、周りにいい顔したい自分がいて、できるだけ、色んな場所で、役に立ちたいと思っている。

でも、もっと大切にしないといけないのは、自分の気持ちなんだとも、気づきつつあり、本当にもどかしい。

 

ああ。

もっと、たくさんの時間を使って、仕事もしたいし、息子の学校のPTAの活動も、できる限り参加したい。

自分が興味を持ったことを、もっとやりたいし、だからと言って、人を傷つけるのは嫌だ。

ああ、なんて欲張りなんだろう。

そんな、自分に呆れながらも、たくさんのことをやるには、健康が一番だよなと思って、比較的丈夫な体に感謝もしている。

 

しかし、気持ちは急いても、今できることは限られているから、目の前のことを清々とこなそうと思う。