涙と笑顔のあいだ

ひといちばい敏感な小学生ひとりっ子男子の子育てを通し、母として成長させてもらいながら「ライター・小説家」になる夢も諦めない40代主婦のブログ

熱を出して寝ている息子の側で……

息子が昨日熱を出し、ずっと寝ていました。

本当に、スヤスヤ寝ていてくれたら、いいのですが、実際は、布団に横になり、目を開けていました。

しかも、やることがないので、退屈なのと、心細さからか

「側にいてほしい」

と言われ、半ば、息子の寝ている和室に私は軟禁されることになりました。

 

側にいたとしても、何か、息子の気が紛れるような面白い話があるわけでもなく、シーンとした時間が続くと、気まずくなるし、息も詰まりました。

参ったなぁ……と思った頃、息子が泣き出しました。

ああ、まずいなぁ。面白い話をしなかったからかな? 側にいても、スマホばかり見ていたからかな? そうやって思い巡らし、アワアワしながら、どうしたの? と聞くと、熱を出した自分が情けないからだというではないですか!

何故そんな風に思うのか聞いたら、学校に行きたかったのに行けなかったことが悲しくて仕方がないというので、また、驚きました。

「1.2年生の時は、具合が悪くなって休んだ時は、「やったー休みだ!』と嬉しかったけれど、3年生になってからは、学校に行けないことが悲しく感じる」

そう言っていました。

そうなんだ!

なんか成長したな!

そう思い、少し嬉しくも思いながらも、どういう風に気持ちに寄り添うか迷いました。

 

以前、例えば、「怖い」と言って何かを怖がっている時に「怖くないよ」と言ったら、子どもが「怖い」と思っている気持ちを否定してしまうことになる! そう聞いたことを思い出し、ひとまず、息子の「悲しい」気持ちに寄り添うことにしました。

 

「そうか。学校に行きたかったんだね。悲しいんだね」

私がそう言うと、息子はもっと泣きました。

息子をもっと泣かせてしまったと少し前の私ならば、反省しましたが、泣くことは感情を解放しているんだと教えてもらってから、必ずしも、より泣かせてしまったとしても、悪いことばかりではないんだと思えるようになりました。

 

「お母さんが、小学生の時に風邪を引いて、学校を休んで寝ていた時にも、学校から帰ってきたお友だちの声が外から聞こえると、なんだか寂しかったよ。だから、ユウの気持ちわかる気がする」

そう言ったら、また、泣いてしまいました。

 

それから、何度か、波があって、何度か、思い出しては泣いていましたが、だんだんと落ち着いてきました。

 

そうだよね。熱がある時って、感情的になったよな、私も。

 

今朝になると、息子の熱は微熱に落ち着いていました。

少し布団から出て、遊ぶようになりました。

今日は、昨日みたいに泣いてはいません。

 

旦那も、今日は、休みだったので、午前中におつかいに行ってくれた後、家に居てくれています。

 

昨日みたいに一室に二人きりの息苦しさと違って、今日は過ごしやすいです。

 

仲がいいとか、悪いとかではなく、密な人間関係というのは、時に疲れますね。

どちらかが具合が悪くなって、なんとなく僻みっぽくなると、相手の一挙手一投足が気になったり、またその逆もあったり。

 

長いつきあいだから、綺麗ごとばかりは言ってられない。

でも、勝手なことばかり言っていたら、なんだか寂しいから……。

気持ちの折り合いをつけながら、協力しながら、日々を過ごして行けたらいいなと、また、今日も思いました。