涙と笑顔のあいだ

ひといちばい敏感な小学生ひとりっ子男子の子育てを通し、母として成長させてもらいながら「ライター・小説家」になる夢も諦めない40代主婦のブログ

冒険の日

 今日は、私たち親子にとって、冒険の日だった。

息子は土曜日に学芸会があり、今日はその振替休日だった。

だけど、私は仕事だから、本当は、私の実家で預かってもらうはずだった。

 

だから、仲の良いお友だち親子たちに、一緒に水族館に行かないかと誘われても、泣く泣く断ったのだ。

だけど……。

 

もしも、ママがいなくても本人が行きたいなら連れて行くよ!と、ママ友が言ってくれた!

心配性な息子だから、うん! と言うかわからなかった。

しかし、息子に話をしたら、行くと言った。

即答だった。

いつも不安がる息子が、行くと言ったこと!

そのこと自体が驚きだった!

そして、同時に、私たち親子の側に、信頼できる仲間が居てくれる有難さをを噛みしめた。

 

そして、今朝、私は、息子を彼女に託し、会社に向かった。

息子にとって、どんな1日になるだろう?

そう考えるとワクワクとドキドキが入り混じった気持ちがした。

 

 

8:30に息子をママ友に預けて、その4時間後、スマホが鳴った。

ママ友からのLINEだった!

なんだろう? 何かあったかな?

ドキドキした。

 

“水族館で何か買ってもいいかな?”

そうか! みんな何か買うんだな!

“ご配慮ありがとう! みんないくらくらいの買う感じ?”

“1000円くらいのぬいぐるみかな?”

“了解! それくらいなら、大丈夫です!”

周りの子が買うから、寂しがらないように聞いてくれたママ友の配慮に感謝した。

すると、しばらくすると

“1500円は?”

とまたLINEが入った。

“みんなお揃いなんだけど”

そうか! ちょっと高いな……でも、まあ、今日は、いいか! 特別に!

“了解です! 大丈夫です!”

そのあと、これからご飯を食べるという連絡があった。

 

実を言うと、今日の、息子たちの遊びに行った場所と、私の働いている場所が、目と鼻の先だったので、時間によっては、息子を連れて、私の職場である本屋の店頭に来るかもしれないと言うことだった。

仕事終わりに合流し、せめて、一緒に帰ったら、息子が寂しがらないんじゃないかという配慮をしてくれたのだ!

 

でも実際は、まだ、ご飯が長引いたらしく、私の仕事が終わっても、まだ、水族館の近くにいるようだったので、私がそちらに向かった。

 

たった6時間前に会ったばかりなのに、息子と本当に久しぶりに会ったように感じたのは不思議な感覚だった。

そして、息子は、とても成長しているような気がした。

 

ママ友たちの話を聞いたところ、息子は、特に問題もなく、楽しんでいたようだったのでホッとした。

 

息子自身も、笑顔だった。

会うなり甘えて来たけれど……。

 

私と一緒に行動すると、財布からお金を出すこともなければ、荷物だってほとんど持たない。

だけど、今日は、ママ友との打ち合わせで、お金を自分で払うように見守ってもらう約束をしたのだ。

できるかな。不安で泣いちゃわないかな?

 

で、結果は、しっかりできたようだった。

もちろん、ママ友のサポートあってのことだけれど、それでも大きな成長を感じた。

 

親と離れることで、息子のできることが増えるのかもしれないと改めて感じた!

もちろん、それには、安心できる場であることが必要であって、その場を作ってくれる人あってのことで、感謝ばかりだけれど……。

 

子育てをしていると、母である自分だけでは難しいこともあるし、母だからこそうまく行かないこともある。

そんな時、周りに我が子が安心して、気持ちを打ち明けられたり、安心して、行動が共にできる大人がいると言うことは、本当にありがたいことだ。

 

感謝の気持ちが溢れてきて、どうお返ししたらいいのかわからないから、せめて、私自身も、周りの子どもたちの安心の場に、少しでもなれるように心がけようと思った。