涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

iPhoneアップデート後、Wi-Fiが繋がらなくなって途方に暮れた45時間

「え? 嘘でしょ?」

Wi-Fiにしたままのはずなのに、iPhoneの画面には4Gと書いてあった。

 

何もしていない。

したとすれば、iPhoneをアップデートしただけだ。

もしかして、それが原因なんだろうか?

 

なぜかわからないけれど、とりあえず、繋ぎ直してみよう。

私は、いつものネットワークを選び、パスワードを入れ直した。

 

パスワードが違います。

 

あれ? 入力し間違えたかな?

もう一度入力する。

 

パスワードが違います。

 

無情にも、同じメッセージが出た。

 

どういうこと?

 

「なんか、Wi-Fi繋がらなくなっちゃったよ」

リビングで本を読んでいた旦那に訴えるように私は言った。

「え? そうなの? 俺のiPhoneは繋がってるよ。なんかやった?」

iPhoneのアップデート」

「そうか」

そう言って、ググってくれた旦那は数分度

「同じようなことで困っている人たくさんいるみたいだよ」

そう教えてくれた。

「そうなんだ! で、直るかな?」

「どうだろう? ちょっと貸して」

ありがたいことに、旦那はパソコンに強い。

しかも丁寧で面倒見がいい。

喜んで、差し出した。

きっとすぐに直ると、その時、私は、安心していた。

だけど……。

「調べてさ、全部試したけど、ダメだった」

「え? 直らないってこと?」

「わからない」

「そんなー」

目の前が真っ暗になった。7月に替えたばかりなのだ。

今壊れては困る。

「ショップに行けば替えてくれるかな?」

iPhoneが壊れてるわけじゃないから替えてくれないんじゃない?」

じゃあどうすればいいのよ!

そう言いたい言葉を飲み込んだ。

まさか、こんなに自分の時間をつかって対応してくれてる旦那に、怒りをぶつけるわけにもいかず、私は黙るしかなかった。

「あとはさ、無線ルーターのバージョンアップする方策は残っているけど、今は、もう時間ないからできない」

そう言われて、一縷の望みを残したまま、夜を迎えたのが、一昨日のこと。

そして、昨日は、息子の運動会で、家族全員、疲れ果て、バタンキュー状態だったので何もできずに、今日になった。

 

今日も、金曜日に会社から持ち帰った仕事をやらねばならないらしく、旦那は朝から忙しそうだったけれど、どうしても、早くWi-Fiが使いたくて、なんとかしてもらいないかと、わがままを承知でお願いした。

 

旦那はお昼ご飯を食べると、パソコンを操作して、無線ルーターのバージョンアップに取り掛かってくれた。

30分くらい格闘した結果、うちの無線ルーターはもう古いから、新しいのに買い替えないとバージョンアップもできないらしい、と言うことが告げられた。

「無線ルーターっていくらくらいするの?」

「3000円から5000円くらいで買えるんじゃないのかな?」

「じゃあ、買おう」

家計からでもいいし、もしダメなら、自分のお小遣いから出してもいいとさえ思った。

午後、家族みんなで、近所のショッピングモールに買い物に行き、そのついでに無線ルーターを買った。

いつもなら、電化製品は、自分が買える範囲の方法で、どこが一番安いかなど調べるくせに、今日は、ある程度なら少し高くてもお金を出していいと思った。

結局、最安値ではないけれど、それほど、割高でもない価格で近所に売っていたので、ありがたく購入し、旦那にセッティングしてもらったら、Wi-Fiが繋がった。

「やったー! ありがとう!」

思わず、旦那に抱きついて、お礼を言った。

旦那も、息子も笑っていた。

 

Wi-Fi

切れてみて、本当に有難いものだとわかった。

いや、わかっていたはずだけど、使っているうちに当たり前になっていた。

Wi-Fi、いつもありがとう。

 

昨日に限って、寝たままiPhoneで、動画が見たかったのに、見られなかった。

アプリのアップデートもしたかったのにできなかった。

本当に困ったんだ。

心細かったんだ。

 

ああ、でもその状態って、かなり依存的かもしれない。

それも、反省しないといけないかも……。

 

そして、Wi-Fiもありがたいけれど、解決に導いてくれた旦那はもっとありがたい。

心から感謝している。

ありがとう。