「スランプは幻想。
不調は言い訳。
面白く書けないのは、考えが足りないから。
不安だからこそ、死ぬほど考えるんだよ。
そうじゃなきゃ、苦しみから出られないよ。
人のせいや、周りのせいにしていたら、成長しない。
全部、自分のせいなんだよ。
もがくことを楽しむといいよ。
それができるか、どうかが大事だと思うよ」
「最近、不調なんです。スランプかもしれない」
昨日、面白い文章が書けないと、弱音を吐いた私に、とあるトップランナーの方が、アドバイスしてくださった。
その言葉たちに、ガツンとやられた。
確かに、その通りだ……。
私は、自分の甘さを実感した。
しかし、そうは言っても、一朝一夕では、真似できない。
シンプルだけど、本当の意味でそれができている人は、一握りかもしれない。
それ所以のトップランナーなのだと思うけれど、それでも、少しでも、それに近づけるように、苦しい時こそ、そう在りたいと思い、記事に残させてもらった。
この言葉たちを、時々、読み返そうと思う。
そう言いながら、便宜的に、「不調」という言葉を使わせてもらうと、「不調」の時って、いわば、「止まっている」状態に近い気がする。
だからこそ、人が輝いて見える。
そして、嫉妬したりとか、拗ねたりとか、そっち方面に行っちゃうときも多いけれど、人が輝いて見えるというのは、言い換えると、「人の良さがわかる」状態とも言える。
だったら、思いっきり褒めてみよう!
ふと、そんな風に思った。
素敵だと思った文章を書いた人や、グッときた写真を見せてくれた人、また、会った時に気持ちよく話をさせてくれた人に、メッセージを送ってみた。
そうしたら、直接、アドバイスというわけではないけれど、実はこんなことを気をつけてみたよとか、こういったことを心掛けているんだよというような、ヒントというか、気づきを与えてもらえた。
なるほど。
なるほど。
なるほど。
何人かの人のお話を聞き、私が、今、足りないのは、「基本に立ち返ること」「考え抜くこと」「人を楽しませようと企むこと」「文章を書くことを楽しむ気持ち」「誰に向かって書いているのか意識すること」などなどたくさんあった。
自分を客観的に見つめることができた。ありがたい!
きっと、苦しい時ほど、成長するチャンスだ!
最近のさまざまな「失敗」を「経験」と捉えて、素直な気持ちだけはなくさず、歩んで行こう。
そんな風に、今、思っている。