今日は、息子が、夏休み後半のプールでしかも検定の日だ。
スイミングスクールで25m泳げたから、多分、今日の学校のプールでもひとつは進級できると思うけれど、水の温度が違うから、ちょっとわからない。
夏休みの後半のプールは、実は、先週の金曜日からあって、金曜日と月曜日は、その間に家族旅行があるから、無理に行かなくてもいいよと言ったら、やはり、行きたくなかったようで、息子は喜んで休んだ。
その代わり、今日の検定は参加するように話しておいて、本人も納得していたはずだったけれど……。
朝起きた時は、さほど、気持ちが落ちている様子もなく、大丈夫かなと思っていたら、それは、どうやら、好きなアニメを朝見るために気持ちが上がっていたようだった。
それを見終わった途端に、テンションが下がり、とてもじゃないけれど、勉強できる様子じゃなかったから、絶対にプールに行くという条件で、小一時間好きなことをやっていいよと伝えた。
そして、iPadで見るYouTubeは、目が疲れるから30分だけだよと言ったのに……。
結局、あともう少し! と言われ、行きたがらないプールの前に、揉めるのも嫌で、許容していたら、案の定、目が疲れてか、気持ちが悪くなったと言って、息子は吐いた!
いや、目が疲れていたからではなく、プールに行きたくないから気持ちが悪くなり吐いたのかもしれないけれど……。
イライラするまいと思っていたけれど、結局、私はイライラして、息子も泣いて、雰囲気が悪くなった。
熱もないので、行かせたけれど、やっぱりモヤモヤしている……。
私自身が、学校の決められたことや、なるべくそうした方がいいというものに従ってきたし、従うことの方がむしろ安心だったから、どうしても、気が進まなくても学校には行くべきだと思ってしまうところがある。
これでも、昨年の夏休みまでは、プールがある日の全部に行ってほしいと思っていて、それで12日中2日しか行かせることができなかったからイライラしていたけれど、今年は、最初から、「明日は行かなくてもいいから、この日は行こう!」と前もって言っておくことによって、「べき」を減らし、多少は、こっちのイライラも少なかった気がする。
それができたのは、「行くべきこと」と思っていたことが、「母の私が行って欲しいと思っていること」だと気がついたからだ。
それでも、行く前に、えずいたり、実際に吐いたりするから、やはり、息子も、私もいい気分ではない。
基本的に、「できることなら、学校に行ってほしい」気持ちが前提にあるから、心から「行かなくていいよ」とは言いにくい。
2学期がもうすぐ始まる。
不登校の記事を最近目にして、無理に学校へ行こうとして命を絶ってしまう10代の子が9/1に多いということも知った。
も読んだ。
心にズシンときた。
私が、発する「行きたくない」という言葉や思いと、他人のそれは、それぞれ違うんだろうなと思う。
どの程度、我が子が嫌がったら、「行かなくていいんだ」って言えばいいんだろう。
そして、心から、そう言えるために、どうしたらいいんだろう。
正直、迷いがある。
今は、無事、夏休みを過ごし、笑顔で登校することをイメージしよう。
もしも、息子が行きたがらず、不安を口にしたら、しっかり話を聞いてみよう。
まずは、できることから……やるしかない。