昨日は、高校生ボランティアアワード&風に立つライオン基金チャリティコンサートに行って来ました。
私が、ほめ達認定講師として、所属している「日本ほめる達人協会」も、このイベントの主催の「風に立つライオン基金」を応援する形で参加しました。
私は、このコンサートを純粋に楽しむ目的もあったのですが、普段からボランティア活動をしている高校生の発表をしっかり見て聴いて、その素晴らしさをほめよう! というミッションのを遂行するために、伺いました。
8/9(水)・8/10(木)の2日間のイベントのうち、旦那に有給休暇を取ってもらい、参加できたのは8/10(木)だけでした。
1日目から参加していた仲間のよると
「ほめて応援するつもりが、逆に、こちらの方が、学ばせてもらい、気づかせてもらった」
ということでした。
「きっと感動して涙出ちゃうよ」
とも言われていました。
実際に、高校生の発表のブースを回らせてもらうと、目を輝かせた高校生たちが、たくさんの掲示物の前で
「よかったら、話を聞いていってください!」
「ぜひ、簡単なワークショップに参加していってください!」
と声をかけてくれました。
「ぜひ、お話を聞かせてください」
そういって近づくと
「はい! 私たちは……」
と自分たちのボランティア活動について、実にわかりやすく、笑顔で、はきはきと伝えてくれました。
中には、中高一貫校の中学生もいて、少し、緊張しながらも、一生懸命伝えようとしてくれました。
伝えようとする想い、そして、工夫! 本当に、勉強になりました。
もちろん、実際のボランティア活動の内容も、それに対するスタンスも、素敵でした。
私たちの世代、いや、そう言い切ってしまうのは乱暴かもしれませんが、少なくとも、私自身は、「ボランティア」と聞くと、未だに、「慈善活動」と言い換えたりして、とりわけ、特別なことをわざわざ「善意をもってやる」というイメージを持っていました。
けれども、目の前の高校生あるいは中学生は、そういった気負いを感じさせず、気がついたことを自然に行っているように見えたのです。
時間の関係で、全部のブースは回れませんでしたが、本当にいい機会をいただきました。
説明をしてくれて、特に感動した時に、私は、日本ほめる達人協会が準備してくれた「いいねカード」を渡しました。
お名前を書かせていただき、手渡しすると、驚いてさらにパッと笑顔になってくれたのも嬉しかったです。
コンサートも4時間に渡りましたが本当に素晴らしかったです。
さだまさしさん、ゲストの方々、高校生を含めた約15,000人の観客が作り出した空気感は、とても温かく未来へ続いていく感じがしました。
私は、もう40代も半ばなのに、今まで、なんとなく、若者と一緒のつもりでいました。
それは、悪いことでもない代わりに、年齢を重ねたことによって手に入れたもの、身についたもの、できるようになったことなどを還元することに、遠慮というか、放棄するような立場で居たような気がしたのです。
大きなことはできなくても、小さなことでも、できることはもっとあるんじゃないか? 若者や子どもたちに、未来をたくすためにもっとできること、やることがあるような気がしました。
また、大きなことを言いだすと、怖気づいてしまいますが、まずは、目の前の、子どもや若者たちのいいところを探して伝えていこうと思いました。
今日、早速、美容院で、美容師さんと、アシスタントさんを褒めました。
「本当に、かゆいところに手が届くようなご配慮、有難かったです。素敵ですね」
「シャンプーとても気持ちがよかったです」
ふたりとも、笑顔になってくれました。
できることから始めます(^^)