昨日のスイミングスクールにて、息子が、クロールで25m泳げた!
正確には、「初歩クロール」らしいし、初めてその初歩クロールができたのも先週だけど、本人が「泳げた」と自覚できたのは、昨日だったと思う。
昨日の朝、夏休みだから、懸念事項はないはずなのに、息子の機嫌が悪かったのは、夕方にスイミングスクールがあるからだった。
理由は、コーチが
「絶対に立っちゃダメだよ」
というからだという。
息子は、「絶対」の意味をひといちばい重く受け止める。
それは、私に似たからだと思うけど、多分、「絶対」と言われるとガチガチに体が固まるんだと思う。
コーチは、もともと優しい態度の人だから、息子の正念場に、心を鬼にして、厳しくしてくれてると思った。
なんだかんだと、厳しくできない私は、私まで、注意されているようで、体が固まってしまったけれど、今、私にできることは、息子に、コーチの真剣さを伝え、自分自身を信じることを息子に伝えることだと思った。
「コーチが厳しいのはもう少しでできるからだよ! できるよ! 自分を信じて精一杯やればいいよ! 応援してるから!」
私の役割は、きっと、安心を与え、体の力を抜かせることだ。
そして、息子は、泳ぎ切った。
3回泳ぎ切ったから多分もう大丈夫だ。
コーチも笑顔で拍手してくれた。
自分が厳しくしにくい性格だから、こういったちゃんとした意味で厳しい人は、より貴重だ。
感謝したい。
本当のテストは2週間後、応援したい。
得意不得意の接し方はあるから、学びつつ、落ち込み過ぎず、子育てを続けようと思う。